風俗で『ヤツが来た!』呼ばわりされないために
恋するメス豚」にて、風俗嬢としての日常を漫画にしている。しかしそこに描かれているのは、「出禁」になるような「怖い話」ではなく、どこか愛嬌のある「変な客」たちである。
例えばこの「SEXをしながらも“淫らな自分”と葛藤する」男以外にも、
「イッてるにも関わらず、イッてない風を装い、その時点でカタさは随分なくなっているのがわかるしドクドクしているのに、時間差で『イク!』と演技していたお客さん。早くイッた場合も、隠すのではなく、『イッちゃった』と言ってくれれば、『2回目しよっか♪』となるし、ムリはよくない」
「『殴れよ!』『上に乗れよ!』と命令口調なので、しょうがなく上に乗って、胸をグーパンチで殴ってみたけど、『もっと強く!』とヒートアップ。男性はどんどん勃起度が増していった。殴りつかれるくらいパンチすると、男性が『降参! やっぱ女の人には敵わないや』と言って嬉しそう。その台詞が言いたかったのかなって(笑)。普通にドMで、性格はSというお客さん」
など、印象深い客は多々いるようで。印象が「悪くはない」とはいえ、男としてはやはり好印象を与えて、「最上級のサービス」を受けたいものである。どうすれば?
「出会い頭に『えっ、こんなに可愛いの!? 写真より全然いいじゃん』とか言われると、素直にうれしいですね。よし、頑張ってサービスしちゃおう!ってなります」
なんだかんだで「ベタ誉め」に弱いのだから、やはり“オンナ”なんである。同様に、お菓子やケーキなどの「差し入れ」も効果的だとか。
「一切手を出してこない人も、逆に気になっちゃったりしますね。週に何回も来るのに、毎回『話すだけでいい』って。コチラから仕掛けたくなります(笑)」
相手に「その気」になってもらい、その分自分も、気持ちよくなる。これぞ、WIN-WIN。いや、ビンビンである。
取材・文/トモゾー
男性の「自分へのご褒美」は風俗じゃなかろうか? 行先はセクキャバだったりヘルスだったりソープだったり、好みによるだろうが、「初対面の女性」と「出会って数秒でエロいことする」風俗は、やはり夢がある。
ただ、気をつけたいのは、あくまで相手は「生身の人間」であること。いくらお金を払っているからといえ、何でも許されるわけではない。もちろん悪質な客は「出禁」になるわけで。
現役ソープ嬢でありながら、漫画家としても活躍する紫藤ももえさんは語る。
「SEXは大好きです。お客さんとの関わりは“癒し”になっているくらい。ただ、中には変なお客さんがいることは否定できませんが」
紫藤ももえさんは、自身のブログ「
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