更新日:2022年12月23日 16:10
仕事

夜の店のトイレでは珍事件が多発。扉を開けると新人スナック嬢が…

扉を開けると衝撃の光景が

トイレの扉を開ける「体験入店で働きに来た子なんですが、普段はあまりお酒を飲まないと言っていたのにお客さんとゲームをしていたんですよね。負けたほうが飲む、みたいな。  お客さんには『弱いみたいだから、あんまり飲ませないでね』と言っておいたのに、その子は『全然、大丈夫です! まだまだイケます!』と焼酎のロックをがぶ飲み……。しばらくすると、トイレに駆け込んで出てこなくなったんです。他にもトイレを待っているお客さんがいたので、何度もノックしてようやくドアを開けてもらいました。  すると、そこには吐瀉物まみれになって潰れている新人の姿が……。トイレは詰まっていてとても使える状態じゃない。週末で忙しく、女の子が全然足りていないので、掃除をする余裕もなくって。トイレは営業後に掃除することにして、酔い潰れた新人の子はキッチンで寝かせることに。お客さんには平謝りして、トイレは隣のスナックで借してもらうことになりました。隣のスナックのママには感謝しかなかったですね」  トイレが1つしかない場合、このようなトラブルは「割とある」とナオさんは語る。

新人ホストのトイレ修行

 だが、これが男女逆となるとまた状況も変わる。前職はホストクラブで働いていたリュウヤさん(仮名・28歳)は、新人ホストの頃に体験したトイレでの苦い思い出を語った。 「トイレ掃除は新人の仕事なのですが、中でも大変だったのは備品の買い物でしたね。綿棒、オーラルケアグッズはもちろん、女性客が使う生理用ナプキンも買いに行かないといけないんです。  先輩ホストに『ナプキンも買って来いよ』とだけ言われて、どれを買えばいいのか分からず適当に買ったら『お前、これ羽つきじゃねーじゃん!』とめちゃくちゃドヤされたことがあります」
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便座をおろし忘れた結果…
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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