「結婚式の2日前、友人の家で飲んでいたんですけど、そのときに一緒にいた2人も同じ症状で披露宴は欠席。私は魚介系が好物だったんで自分たちで作った海鮮つまみを肴にしていたのですが、そのうちの何かが当たったんだと思います。ダウンした友人からは『ゴメン、明日は無理だ』というメールがあり、その話をみんなにも連絡していたそうです。披露宴に来てくれた別の友人からは『我慢できずに壇上でやらかしちゃうんじゃなかいとヒヤヒヤして見ていたよ』と言われたときは、そうならなくて本当によかったとホッとしました」 　だが、自身の体調不良のせいで奥さんに気を遣わせてしまったことは今でも悔いが残っている。 「『気にしなくていいよ』と言ってくれますが一生に一度のことですからね。それからは大事なイベントの直前には、生モノを口にしないように心がけています」 　結婚式の最中に何度もトイレに駆け込むほどの腹痛に襲われるとはとんだ災難だが、自身にとってはこの経験がいい意味での教訓となったようだ。＜TEXT／トシタカマサ＞ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。