恋愛・結婚

結婚式が「最悪の1日だった」夫婦たち。妻に内緒でフラッシュモブをしたら…――とんでも結婚式ベスト10

 6月はジューンブライド。そこで日刊SPA!では反響の大きかった記事の中から厳選した、とんでも結婚式ベスト10を発表。結婚式で巻き起こった驚きのエピソード第5位はこちら!(初公開2019年11月11日 集計期間は2018年4月~2021年12月まで)  *  *  *  結婚式は人生の晴れ舞台。親族や親しい友人たちに祝福され、「最高の1日だった」と思いたいところだが……。意外にも「最悪の1日だった」という人も少なくない。特にお酒や余興・サプライズにまつわる失敗談は枚挙にいとまがない。二組の新郎新婦を襲った人生最悪の悲劇とは……!?

出会い目的の参加者、泥酔の末に…

結婚式

※画像はイメージです(以下同)

 都内で受付嬢をしているリコさん(26歳・仮名)は、「もう結婚式のことを思い出すと頭が痛くなります」と嘆く。彼女は結婚して2年。夫は運動部一筋だった“THE・体育会系”の商社マンだ。 「地元は旦那も私も埼玉なんですが、たまたま都内の人気のある式場があいたので、予算的に頑張ってそこにしたんです」  式は順調に進んだ。ところが、披露宴で事件が起きる。 「私の友人(女性)が、お酒を飲んだら楽しくなっちゃったみたいで、旦那の親族のおじさんや旦那の友人にお酌をしてまわったんです。みんな断れないから1回目はついでもらってたみたいですが、それに気を良くしたのか何回も何回も……。さすがに他の友人も止めたんですが、『え、何で?』とまったく空気が読めていなくて。正直、男性陣も苦笑いでした」  だんだん酔いがまわってきた彼女は、瓶ビール片手にあろうことか旦那の友人たちに猛アプローチをかけたそうだ。 「新郎新婦の席からも見えたんですが、もう異様な光景ですよ。旦那も苦笑いだし。二次会で親族がいない時ならまだしも、披露宴でLINEを聞きにまわったり、過剰なボディタッチする人なんて見たことなかったからみんなドン引きですよ。しかもしばらくしたら、旦那の上司と一気飲み対決を始めたんです……」  そんな空気を読めない彼女に対して、なぜか旦那の上司がノリノリで応戦する。2人は大声を上げて乾杯を続けていた。そして披露宴が終盤になった頃、「ガッシャーン!」と大きな音が。いったい、何が起きたのか? 「酔った友人が何かにつまづいてテーブルに向かって倒れたんです。当然、グラスは割れ、残ってた食事もグシャグシャに。それだけでも最悪なのに、彼女はテーブルに倒れ込んだまま嘔吐したんです。信じられます? 慌ててスタッフさんが彼女を外に出して片付けもしてくれましたけど、最後の両親への手紙とか送り出しとか本当にしらけちゃいました」

彼女はなぜ参加しようと…

 その後、両家の両親から「なんであんなヤツを呼んだのか?」と問いつめられた。その後、二次会も楽しめなかったというリコさん。実は、そのやらかした女友達とはそんなに親しくもなかったそうだ。 「彼女とは高校の同級生。グループは一緒といえば一緒だけど、1回も2人で遊んだこともないし、個人LINEもしたことないんです。だから、本当に仲の良い子だけを呼びたかったんですけど、どこからか結婚式を挙げることを聞きつけて『ぜひ出席させて!』って言われたんです。さすがに断るのも可哀想なので(まあ、ご祝儀も増えるし……)OKしたんです」  親しくなかったにも関わらず、彼女はなぜ参加しようとしたのだろうか。 「完全に出会い目的だと思います。旦那は商社勤務なんで優良物件がいる、とでも思ったんじゃないでしょうかね。余談ですが、あの子のご祝儀1万円でしたからね(苦笑)。たとえ3万でもされたことの対価として許せないけど、1万円って。二次会じゃないんだから。しかも、5千円札で2枚……」  ご祝儀のマナーとしては、一般的に奇数を使うのが良いとされている。偶数だと、割り切れることから“別れ”を連想させるためだ。 「とにかく、これから式を挙げる友人には『本当に仲のいい子しか呼ぶな!』ってしつこく言ってます。あと『酒癖が悪い子も呼ばないほうがいい』。これは間違いない!」
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妻にサプライズでフラッシュモブをしたら…
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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