更新日:2022年06月16日 18:11
エンタメ

鼠先輩、“ぽっぽ”から14年。新曲の裏に「失敗も成功も含めた集大成が“今”なんです」

「人生を楽しめる人と楽しめない人の差がひらいていく」

持論を展開する鼠先輩 今、不安定な社会情勢のなか、仕事に対して気持ちが滅入っている人も少なくない。給料やボーナスの大幅カット、最悪の場合は解雇などもあり得る。正直、辞めたくもなるだろう。先行きが見えないなかで不安は募るばかり。  鼠先輩は14年前に大ブレイクしたのち、テレビからは姿を消した。それでも「なんとか“ぽっぽ”(営業)で食べてきた」。コロナ禍の影響で一時は仕事の機会を失ったが、植木屋でアルバイトをしながら新曲を準備した。現在はイベント出演などの依頼も戻りつつある。紆余曲折ありながら49歳となるまで「鼠先輩」として逞しく生き残ってきたのだ。 苦労を乗り越えてきた鼠先輩 そんな鼠先輩から激動の時代を乗り越えるヒントが見つかるかもしれない。まずは、仕事に対する心構えをうかがった。 「僕は、全力で働いて、全力で遊んで、全力でダラダラする。とにかく何でも楽しむことが大事なんです。同じことをやるにせよ、自分が楽しんでやらないと誰もついてこない。人には与えられた役割があると思いますが、そこでいかに自分が楽しむか。好きなことをするためには、嫌なこともしなければならない。それをわかったうえで楽しむ。嫌々で仕事をするなんて、時間がもったいない。もっと真剣に楽しまないといけないんです。  今はSNSを含めてまわりの声を気にする人が多い。でも、自分の気持ちにも耳を傾けてほしい。混沌とした世の中で、人生を楽しめる人と楽しめない人の差がひらいていく。お金があるからと言って幸せなわけではない。だから、僕は“嫌なことでもプラスに考えて生きていく”と若い頃から決めていたんです。たとえば、借金をしてもそれは失敗ではなくて、“経験”と捉える。自分のなかで吸収して次に進んでいけばいい。要するに、楽しんだもの勝ちなんです」

まずは目の前のひとりを納得させるために情熱を注ぐ

説明する鼠先輩

「人生には波がある」と鼠先輩

 過去にそれなりの実績を残したとしても誰でも伸び悩む時期はくる。実際には、ほとんどの人が“一発屋”にもなれない現実がある。鼠先輩は言う。 「人生には波があるので、うまくいかない時期もある。逆に言えば、うまくいく時期は必ずくると思うので。最終的にはプラマイゼロになる。だから、苦しいときにずっと頭を抱えていたら損なんです。神様は、人生をそんなに地獄みたいにはつくっていない。じつは、地獄をつくっているのは自分なんです。真面目に考えたら、今の世の中なんて面白くないでしょう。それならば、面白くするのは自分。すべて自分次第なんですよね」  仕事で成功を掴むためには、どうするべきなのか。 「何かしらのプロジェクトをやるにせよ、すぐに“成功する”なんてありえない話。それは、“人を納得させる”ということなんです。そのためには、まずは目の前のひとりを納得させるために情熱を注がなければならない。ひとりを納得させられないと、100人、200人は絶対に無理なので」
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“今”とは、失敗も成功も含めた自分の経験の集大成
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

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鼠先輩の楽曲宣伝費を募るプロジェクト
“ぽっぽ”の衝撃から14年、鼠先輩の14年ぶりの新曲「ありがとさん」。平成のムード歌謡界を賑わせたあの「六本木~GIROPPON~」を超える超ブチ上げソング爆誕!
・発売記念イベントをやりたい!
・六本木の交差点の大型ビジョンでCMを流したい
・曲を流したアドトラックを六本木で走らせたい
上記を実現させるために、CAMPEFIREにてクラウドファンディングを実施中。

詳細はコチラ→https://camp-fire.jp/projects/view/590363
テイチクレコードの公式サイト→https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/nezumisenpai/

伝説の一発屋が蘇る…鼠先輩 新曲発表会
2022年6月19日(日)13:00 START(六本木某所から生配信)
★YouTube
https://youtu.be/kqajqhZ28Cw
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