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インパルス堤下「魔の6月14日」は存在するのか。真剣に占ってもらった

日々の意識で運は上がる

占い

写真はイメージです

 運が悪い日を減らすためには、心がけと余裕が必要なようだ。とはいえ忙しい現代社会、時間と心に余裕を持って生活することはなかなか難しい。そうした方に向けてのアイデアを章月氏は次のように話す。 「リセットをかける方法をたくさん持つことです。私は『ついてないな』と思ったら、木を触っていました。木は生き物なので、その生命力も感じられるし心も落ち着くんですよ。人それぞれなんでも構いません。例えば、運が悪くなってきたと感じたら、『手を洗うときに、肘まできれいに洗ってみる』とか、お金がかからなくてどこでもできる方法をいくつか持っていれば、イライラを少しリセットできますよね。そうすると、イライラが減って運の悪さも連鎖しなくなります。  ただ、習慣化させないことが大事です。肘まで手を洗う方法も、お手洗いに行くたびにやっていたら効果は薄れますよね。だから、『意図的にやること』にしておくのがいいです」

外的な「運」を自分で観るには?

 運の見え方は、内的な要因が大きく影響していることはわかってきた。一方で、自分ではどうにもならない「外的な運」について、知っておきたい。例えば、自分にとって嫌なことが起きた日をメモしておいて、それを数秘術で解いて共通の数字が出たら、未来日で同じ数字が出る日を注意することで、外的な悪運から逃れられるものなのだろうか。 「数秘術の弱点は、結果が1〜9の数字なので9日に1回巡ってきちゃうんですよ(笑)。だから、あんまり具体的になりませんね。占いは太陽と月の運行が基本にあります。なので、月齢を見るのは一つの方法です。嫌なことが起きた日に月がどの状態だったかを知っておくと、法則が見えてくる人もいるかもしれませんね」    月の満ち欠けは、女性が特に影響を受けやすいとも言われている。では、男性が自分の外的な「運」を調べる方法にはどんなものがあるのだろう。 「曜日で見てみるのはどうですか?問題が起こった日が何曜日なのかを調べて見ると、傾向が見えてくる方もいると思いますよ。曜日も天体の並びが起源になっているということもありますが、曜日でスケジュールを取っている人も多いので、それによる心身の波も曜日ごとに起こっていることが考えられますよね」  堤下さんの事故には占い的な共通点は見られなかった。しかしそれをきっかけに、私たちが「厄日」や「運」について考える機会を得た。そして「運」は意外にも、自分の心がけで変えられるということがわかった。今日からの「運の良い生活」のためにも、少しだけ意識してみてはどうだろうか。 <取材・文/Mr.tsubaking>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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