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ポスト・ディープインパクトは? 2歳戦の「最新トレンドを掴んで勝つ方法」を元競馬誌編集長が解説

ポスト・ディープを巡る戦いがスタート

勝SPA

6月25日の新馬戦を快勝したシャンドゥレール(父エピファネイア)
写真/橋本健

 長らく競馬界を席巻してきたディープインパクト産駒は、現2歳の6頭がラストクロップになります。つまり、競馬の歴史を俯瞰してみた時、潮流が変わる契機になりそうなのが、この世代なのです。  走るのは馬ですが、走らせるのは人。そこには人間の意思が介在します。先週までに消化した29戦の新馬・未勝利戦を分析することで、ポスト・ディープの2歳戦の行方を占っていきたいと思います。

絶好調!西村真幸厩舎

 ここまで2歳戦で9走して3勝、2着2回、3着1回。全調教師の中で最も多く出走させた上で、しっかり好走させており、早期デビューさせる馬の選別、そこからの調整、レース選択がすべて噛み合っている印象です。これまで、西村厩舎といえば、「調教で速い時計が出る割に、結果に直結しない」という印象もありましたが、今季の活躍を見る限り、それは頭から捨て去ったほうがよいでしょう。  新馬戦には1回しか出走できないので、新馬勝ちのチャンスはその馬にとって一生に一度。それだけに、各陣営とも慎重に相手関係を見定めて出走レースを選びますが、西村調教師はそのさじ加減が絶妙です。評判馬が揃った6月18日阪神5Rの新馬戦にファントムシーフを送りこんで勝利。新馬戦2着だったスズカダブルを、次戦、地元の阪神ではなく東京の未勝利戦に遠征させて勝ち上がらせたのもお見事でした。  新馬戦に出走した8頭のうち7頭までが3コーナーを4番手以内で通過しているのも見逃せません。  スローになりやすい新馬戦でスッと位置を取れるゲートセンスとスピードは大きな武器になります。スローだろうとお構い無しに後ろから差す切れ味を持っていたディープインパクト産駒がいなくなった以上、今後も傾向は大きく変わらないはず。今後の2歳戦線も西村厩舎の勢いは止まりそうにありません。
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「2歳戦のマイネル」も健在
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