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孤独死した弟(51歳)の荒廃した部屋に胸が詰まって…見守りサービス運営者の痛恨

アイデアの詰まった見守りサービス

――現在一般的に提供されている、警備会社の見守りサービスや電気ポットでの安否確認のサービスは仰々しいので、現役世代にはLINEは身近で手軽に利用しやすいですね。どのような手順で見守りが行われるのですか? 紺野:まず、 [Enrich見守りサービス]に友だち登録をすると、マイページを作るためのリンクが表示されます。タップして開き「どのくらいの頻度で、何時に安否確認の配信をして欲しいか」と、もしもの時の連絡先を「近親者」として登録いただくと翌日から配信が始まります。 ――「体調は大丈夫ですか?」のようなLINEが送られて来て返信をするような形ですか? 紺野:いえ、単に安否確認の文面だけが送られてくるだけだと、きっと皆さん、マンネリ化して見逃したり忘れたりするだろうと偉人の名言を配信しています。日々の励みや生活のモチベーションにもなるようにという思いもあって、偉人の言葉を送っています。
安否確認

偉人の言葉と共に送信される安否確認

詐欺に間違えられることも

――安否確認の配信からどのくらい返答がないと、次の手が打たれるのでしょうか? 紺野:配信から24時間OKを押されなかった場合、システムが再通知を配信します。そこからさらに3時間反応がない方は、私のスマートフォンにアラートが上がってきて、ご登録いただいているご本人の番号に、直接電話を掛けて生存確認します。 ――その電話にも出られなかった場合に近親者に連絡がいくのでしょうか? 紺野:以前は、このタイミングで利用者が電話に出ない場合すぐに近親者に電話をしていました。しかし、近親者が登録されていることを知らされていないケースがかなりありました。すると「うちの息子はまだ高齢者でもないのに、なんでこんなサービスに入っているんだ!」「一体、いくらかかるんだ!」という話になってしまうんです。無料だとお伝えしても信用してもらえず、詐欺だと疑われることもありました。 ――それも、現役世代の孤独死が認知されていない弊害ですね。 紺野:そこで、近親者に連絡する前に、利用者本人に電話して出ない場合は、まずLINEでメッセージを送るようにしました。それでもその後1時間程度反応がなければ、初めて近親者に電話をするようなフローにしています。
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救えたケースと亡くなったケース
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