更新日:2022年12月12日 16:37
ライフ

孤独死した弟(51歳)の荒廃した部屋に胸が詰まって…見守りサービス運営者の痛恨

今後の展望は?

エンリッチ代表・紺野功氏

――もっと広まって欲しいサービスだと思いますが、今後についてお聞かせください。 紺野:このサービスが行政が提供する社会を目指しています。現代は、人や地域のつながりが希薄になっていますが、こうしたツールを活用して、個人の見守りと単身高齢者にはグループLINEの活用によって、地域で互いが支え合える関係性を構築することができます。  地域社会の改善や地域コミュニティ創出に向け、高齢化が進む集合住宅の自治会や地域社協などで、この「見守りシステム」の導入が始まっています。これは、私にとっては挑戦なんです。  まだまだ認知度の低い現役世代の孤独死。しかし実は、ひとりひとりの身に喫緊の問題として迫っている。このサービスが広まり、一人でもおおくの命と尊厳が守られることを強く願う。 <取材・文/Mr.tsubaking>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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