女性の「やさしい男がタイプ」という言葉を鵜呑みにしてはいけない4つの理由
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者は100人以上の女性との恋愛経験があり、現在はLINE公式サービス『トークCARE』にて、年間約1500件のペースで恋愛相談を受けていますので、その経験則や知見から恋愛論を語らせていただきます。
さて、筆者はカウンセラーとしてさまざまな方から相談を受けていますが、「やさしい男がタイプ」と語っていた女性にやさしく接していたのに、フラれてしまったという男性を何度も見てきました。
そこで今回は、「やさしい男がタイプ」という女性の言葉を鵜呑みにしすぎると非モテになる4つの理由をご紹介していきます。
「やさしい男がタイプ」と語る女性の多くは、確かにやさしくしてくれる男性を好きになることが多いです。が、それは唯一無二の条件というわけではなく、往々にしていくつもある条件のうちのひとつにすぎないのです。
例えばとある1軍女子の彼氏の条件が、「年収600万円以上」・「身長180cm以上」・「やさしい」の3つだったとしましょう。この3つのなかでもっともハードルが低く、多くの男性がクリアできるのは「やさしい」という要素です。
世の大半の女性は彼氏候補にやさしさを求めていますので、「やさしい」という要素を持っているのはいいことですが、それが大きなアドバンテージになるというわけではないということ。つまり恋愛において「やさしい」というのは必要最低限のファクターにすぎず、やさしさだけで「やさしい男がタイプ」と公言する女性が好きになってくれるわけではないのです。
“やさしさ”の種類はいくつもあり明確に定義づけるのが難しい概念のため、「やさしい男」という言葉の本質を理解しないまま、やさしい男になろうとする方は、実は非常に多いです。
そういう男性はえてして、「やさしい男」=「女性の望みをなんでも叶えて、なんでも許して受け入れる男」という安直な考えに陥りがち。女性がほしいという高級品をプレゼントしてあげたり、行きたいという場所に連れていってあげたり、失敗や不義理なことをしてもとがめずに許してあげたり……いわゆるYESマン化してしまうのです。
こういう男性は女性にとってありがたい存在にはなるでしょうが、見方を変えれば都合よく振り回されているだけとも言えます。なんでもかんでも受け入れてあげれば、「いい人」と思ってくれるでしょうが、「いい人」は「どうでもいい人」と紙一重ということも覚えておきましょう。
①「やさしい」は必要最低限の条件にすぎず、その他の要素で競わされているから
②「やさしい男」=「なんでも受け入れる男」と考えYESマンになりがちだから
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
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