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余命宣告を受けた“末期がんYouTuber”たちが動画配信を続ける訳

 末期がんになったらすべてを諦め、静かに余生を送る――ひと昔前までは、誰もがそんな死生観を受け入れていた。
入院患者に寄り添う看護師

※写真はイメージです(Photo by Adobe Stock)

 しかし昨今、余命宣告を受けたにもかかわらず自身の病状や日々の生活、治療内容などについて精力的に動画配信を続ける「末期がん配信者」が増えてきた。凄絶な闘病生活が映し出され、途中で亡くなってしまう例も少なくない。当事者たちは、どんな思いで発信しているのか。

最初の夫が白血病で他界、その後自身もがんに

 さくらさんと夫のAさんは、夫婦ともにがんを患っている。  最初に発症したのはさくらさん。26歳の時、最初の夫が白血病を発症し、3年間にわたる看病の末に見送った後にAさんと再婚。  ようやく普通の生活を送れると思った矢先に卵巣がんが発覚した。周囲に同じ病気で悩む人もおらず、孤独を感じたことがYouTubeを始めるきっかけになった。 「とにかく同じ病気の人と話がしたくて。がんサバイバー(闘病者)の集まりに参加したこともありましたね」

今度は夫のAさんもがんを発症


 卵巣と子宮の全摘出手術後、定期的に抗がん剤治療を行っているが、現在は肺がんも発症し、併発疾患のため、仕事はドクターストップがかかっている。  週の半分は自宅ソファの上で過ごす生活だが、「不安になることも多々あるけれど、動画の編集をしていると現実逃避できるし、生配信のために準備したり、視聴者さんとコミュニケーションを取ることで生活にハリが出る。結局自己満足なのかもしれませんが(笑)」と話す。  ところが’20年の秋、今度は夫のAさんもがんを発症。しかも、皮膚がんの悪性黒色腫が脊髄内に発症するという希少がんで、翌年には腫瘍が増大し、車椅子生活に。そんなAさんもまた、余命10か月の宣告を受けてからYouTubeでの発信を始めた。  そんな夫婦が伝えたいこととは……。詳細は、動画でお届けする。
※参考記事(動画の内容は掲載時2022.06.14のものです)⇒“末期がんYouTuber”たちが余命宣告を受けても配信を続ける理由
SPA!が運営するYouTubeチャンネル。サラリーマンが実践する副業をはじめ、今後要注目のベンチャービジネス、投資、ちょっぴり怪しい稼ぎ方。探偵団パパイとゆなしゃんをナビゲーターに、SPA!媒体(週刊SPA!・日刊SPA!・女子SPA!・bizSPA!フレッシュ)が取材した最新情報はもちろん、ゲストを招いたインタビューまで。世の中に存在する、お金にまつわるノウハウを紹介します

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