初詣に「正しい作法」は無い。お坊さんがぶっちゃけるホントのお参り方法
お参りする前に手を洗ったほうがいい?
寺社の入り口に必ずある、手水舎(てみずしゃ・ちょうずしゃ)。やはり参拝の前はここで手を洗うべきなのだろうか?
「もちろん洗ったほうがいいです。手水はケガレを落とすためのものなので、『トイレに行ったら手を洗う』と同じ感覚で考えてください。手が汚れたまま人と握手しないですよね? そういった礼儀は神仏に対しても同じです」
コロナ以前は柄杓を使い、左手→右手→口→左手→柄杓の柄といった作法が共通だった。現在は感染症対策のため、柄杓を外して水を流しっぱなしにしている寺社が多い。
松平さんによると、柄杓を使わない今のほうが古来のやり方に近いという。
「手水は儒教由来の作法なんです。儒教では祭りの前に手を清める風習があり、それが日本に輸入されました。今のように柄杓を使うのは簡略化された形で、もともとは神道・仏教ともに川や海に入ったり、水やお湯を浴びたりして身を清めていたんですよ。ケガレは手だけでなく、全身に帯びているものと考えられていたので。だから昔は、禊(みそぎ)や沐浴といった、水を浴びる方法で祓っていた。それが段々と省略されていき、寺社の前にある川に手足を浸すようになりました」
手水で柄杓を使うようになったのは平安時代から
福岡県出身。フリーライター。龍谷大学大学院修了。キャバ嬢・ホステスとして11年勤務。コスプレやポールダンスなど、サブカル・アングラ文化にも精通。X(旧Twitter):@0ElectricSheep0、Instagram:@0ElectricSheep0
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