こうしたメリットがもたらされたのは、利用者ばかりではないと担当者。 「ピークタイムの従業員の歩行数が半分になるなど、作業負担も軽減されスタッフにも優しい環境になっています。また、ロボットとの作業分担により新人スタッフや外国人スタッフも業務を早く習得でき、多彩な人材の活躍推進にもなっています」   　まさに、人手不足の現代になくてはならない存在にまでなりつつあるようだ。そして、配膳ロボットは従業員にとって単なる機械でなく、協働者として受け入れられているようだ。   「忙しい時間帯が終わり、従業員が『良くがんばったね～』とロボットの頭をなでている様子をお客さまがSNSに投稿されていました」   　好意的な反応が多いとはいえ、まだ導入間もない配膳ロボット。円滑なオペレーションやコミュニケーション機能などがアップデートされる予定もあるとのことで、さらなる躍進に期待だ。 ＜取材・文／Mr.tsubaking＞ Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大！天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。