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ハンバーガーに虫、カップ焼きそばにゴキブリ…自社製品が炎上したとき「安易な削除要請」はNG。ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし

エスカレートして金品を要求したら…

 だから、「お互いのために」とか、相手へのデメリットを伝える言い回しはしないほうがいい。あくまで「消去の判断はお任せします」としつつ、「こちらはお詫びの品です」と、何かを贈ればいいのかと。  そのうえで、相手がエスカレートして金品を要求したら、今度はゆすりになるので裁判をすればいい。さらにSNSで相手が炎上をさせようとしたら、事後のやり取りを事実として伝えればいい。  まともな対応の事実があれば結果的に炎上をさせているほうにネガティブな目が向けられ、逆にイメージがよくなることもあります。遠回りの感じもしますが、そのほうが最終的にはスムーズにいくのではないかと思いますね。

自社製品が炎上したときの交渉術は…

× 動画を消去してくれませんか? そのほうがお互いのためです ◎ こちらはお詫びの品です。消去の判断はお任せします 構成/杉原光徳(ミドルマン)
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし

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