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玉城ティナ25歳、惹かれるのは“危うい”タイプ?「自分を常に探している」

ホンネのままに生きている

玉城ティナ――日刊SPA!はキーワードのひとつに“ホンネ”を掲げているのですが、玉城さんは“ホンネ”と聞いて何が浮かびますか? 玉城:私は有難いことに、自分の生きている環境の中においては、ホンネのままに生きているタイプだと思います。役に対しても本当の気持ちでぶつかっていますし。もちろん自分の気持ちをすべてSNSに書いたりといったことが正解だとは思わないので、それはしませんが。自分自身ではホンネに向き合っていると思います。嘘をついていると苦しくなってしまうので。 ――昔から向き合えて来たのでしょうか。 玉城:現場の先輩方の姿を見たりして、先輩ですけど、みんな対等ですし、自分の意見を持てるように過ごすようになってきたというのはあるかもしれません。

定期的に「自分を見積もる」

零落

(C) 2023 浅野いにお・小学館/「零落」製作委員会

――本編では、深澤の胸に、ずっとある瞬間の、ある言葉が残り続けています。玉城さんが忘れられない言葉、もしくは格言にしているような言葉はありますか? 玉城:定期的に「自分の見積もり」をすることを心に留めています。 ――自分の見積もり? 玉城:今の自分の器のレベルを知るというか。定期的に「自分を見積もる」ことを思い出して、自分を多く見積もったり、大きくなった気でいたりといったことのないように。「まだ自分はこれくらいのレベルなんだぞ」というのを定期的に測るようにしています。
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ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

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