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元セクシー女優が「芸能人プロデュースの内情」を暴露。本人はどこまで関与しているのか

〇〇プロデュースと言いつつ、本人はどこまで関与している?

たかなし亜妖さん 私は捻くれ者だったので、幼いころから「芸能人〇〇プロデュース!」といった飲食店やアイテムを全て信じていなかった。「本当に彼らがやっているのかよ」と完全に名義貸しを疑っていたからである。なんて可愛くない子どもなのだろう。  たかなし亜妖の捻くれエピソードはさておき、多くの人が気になっているのが“本人関与”の部分。「〇〇プロデュース」や有名人の「〇〇が開業」と言えば聞こえは良いものの、一体どこまで本人が手がけているのかはかなり不透明ではないだろうか。  いろいろな方面から刺される覚悟で真実を明かすと、名義貸しであるパターン4割、ちょっと顔を出す程度3割、本人が全てを手がけているが3割といったところ。少し前の時代だったら、名義貸しパターンが5割をゆうに超えていたものだ。

たくましい人は少数派

 最近は自分の名前が使われることに誇りと責任を持ち、何もかもを自分で行うケースも増えている。けれどもそんなたくましい人は少数派で、「声を掛けられたから名義貸しに承諾した」、「一応顔を出すけどオーナーは別」、「共同経営だけどお互いの仕事量に差がある(※つまり張本人はライトに働いている※)」のいずれかが多い。  本人がガッツリ関与しているのとそうでないケースは、熱意と動きを見ていれば容易に判断できる。事業へ注力しているのならSNS上でのアピールや宣伝、発言に力が入り、のち事業展開など広がっていくだろう。そもそも事業がきちんと継続しているなら、それが立派な証拠ではないか。  名義貸しなら重要事項だけを告知し、果たしてその文言も自分で考えているのか怪しげな雰囲気が漂うので非常にわかりやすい。それでいて開業後即ジ・エンドか、終わったのかさえわからないフェードアウトのような形なら、もうビンゴだろう。
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セクシー女優の事業、本当に続くのか問題
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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