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元セクシー女優が「引退後に近寄ってくる人の特徴」を暴露。“甘い言葉に隠された罠”とは

たかなし亜妖さん

元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」

 元セクシー女優タレント、元セクシー女優インフルエンサー、元セクシー女優YouTuber……。職業の冒頭に「元セクシー女優」が付くだけで注目を集めやすい。  人は皆、なんだかんだ言いつつ夜職と性産業に興味津々だ。その中でもセクシー女優は謎のベールに包まれているせいか、偏見の目はあれど男女ともに興味・関心を寄せることが多いように感じる。  ただ、興味・関心の寄せられ方にビジネスが絡むと面倒な問題が起こりやすい。セクシー女優と(無駄に)仕事をしたがるオトナたちは無数に存在するため、今回は彼らの実態について暴露していこうと思う。

元セクシー女優の肩書きは使い方次第、なのだが……

 結論から申し上げると「元セクシー女優」という言葉だけに注目して、「一緒にビジネスをしよう!」と提案する人々は高確率で“よろしくない考え”を隠している。  堂々とこんなことを言っていいのかはわからないが、個人的に「元セクシー女優」の肩書は完全に使い方次第だと思っている。もともと知名度が高いならフル活用すべきで、そうすれば他の道へ進んだ際、可能性が広がりやすい。逆に知名度ゼロかそこそこのレベルならスパッと改名し、別人になりきる生き方もあるだろう。  肩書きを使えば必ずいい方向に転ぶとは限らない。“セクシー女優”とは人目を惹きやすいフレーズではあるが嫌悪感を覚える人も少なくはないため、マルチに使える超便利な肩書とは言い難いのだ。

下に見られているような気分になることも…

 けれどもデメリット面を重視しないオトナは「元セクシー女優を全面に売り出して○○しましょうよ!」と、突拍子もない発言をしがち。○○の内容は多岐にわたるがあまりにも現実味のないものが多く、「それってむしろ逆効果では?」と心配になるようなものも複数見られた。  使えばいいってもんじゃない、何事もやり方次第だ。どんな社会人もそこをわかっているはずなのに……。開いた口が塞がらなくなるような発言と意見を耳にするたび、ちょっぴり下に見られているような気分がして少し悲しかった。
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「一緒にビジネスを」の甘い言葉に隠された罠
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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