お笑いコンビ「うみのいえ」のまさえさん（38歳、@masae215）は、スナックのママでもある。何かとコンプラが叫ばれ、SNSは時として息苦しくもある現代において、スナックの魅力は「NGなし、圧倒的ホーム感」。 　そんなスナック歴11年、多種多様な人生を見守ってきたまさえさんが、夜な夜な集うユニークな人たちの生態を紹介。ABEMA『7.2 新しい別の窓』（ななにー）で稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の3人が驚き、話題になった「性格診断」も解説する。 【インタビュー前編を読む】⇒勤務歴11年“スナックのママ”芸人が語る、副業生活のリアル「MAX給料は芸人の50倍」 ――お客さんの年齢層は、大体どのぐらいですか？ まさえ：私が勤めるお店は地元色が強く、40～50代の男性が多いです。職業は本当にさまざまで、会社員の方はもちろん、不動産経営、鳶（とび）、タクシーの運転手さんとか。 ――人間観察の眼が肥えそうです。 まさえ：必ず見ているのは、入り口からの入り方。ドアをバーン！って叩きつけるように開ける人は、ちょっと警戒しますね。行動は、気分や性格を表すので。 ――座る場所にも、性格が表れるものですか？ まさえ：ここのお店に限って言えば、好んでカウンターのいちばん端の壁際に座る人は、本気で女の子に恋するタイプ、という“あるある”があります。 ――なぜ、端に座る人がそういうタイプだと……？ まさえ：基本的に端っこを選ぶ人は、ほかのお客さんとあまり喋りたくない場合が多いんですよね。でも、女の子には来てほしい。端っこは、女の子を独り占めしやすいポジションなわけです。 　でも、女の子が自分の前から移動すると、「なんで俺と喋ってくれないの？」「もっと俺のところでお酒ついでよ」とか、エスカレートしていく。ほっとかれたい風を装いながら、かまってくれないと怒る。“かまってちゃん席”です。