新入社員12人中、入社式に来たのは8人…ブラック企業の入社前研修ジゴク――大反響トップ10
新入社員が今年もやってきました。そこで日刊SPA!では反響の大きかった記事の中から厳選した、とんでも新入社員ベスト10を発表。今回はブラック企業編。新入社員だけが悪いばかりではなかった、驚きのエピソード第6位はこちら!(初公開2019年4月1日 集計期間は2018年4月~2022年12月まで。記事は取材時の状況)
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入社式は、社会人としての門出を祝う一大イベントだ。その雰囲気に、今までのような学生気分では許されないと感じた人も多いはず。
「本当は私を含めて12人が入社する予定でした。でも、式に出席したのは8名。病気や特別な事情があって欠席したわけではなく、入社そのものを辞めてしまったんです」
こうも辞退者が続出した理由は、入社前に行われた研修にあった。
研修中は毎朝6時に起床。日中は店舗のオペレーションをイチから叩きこまれ、さらに業務とは直接関係のない筋トレやランニングも毎日やらされたとか。しかも、軍隊式プログラムで教官を務める先輩社員の怒号が飛ぶ、非常に厳しい現場だったそうだ。
「研修中は毎日いろんな課題を出されるのですが、わざとなのかOKをなかなかもらえないんです。人格否定込みでケチョンケチョンに言われてるもんだから、女のコはもちろん、男でも泣き出すヤツがいたほど。全員、精神的にかなり追い込まれていました」
しかし、酒井宏和さん(仮名・38歳)が就職した飲食チェーンの入社式は、緊張感とは別のピリピリとした空気が漂っていたという。
新入社員12名のはずが、入社式に出席したのは8名だけ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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