エンタメ

黒木華が語る「経験値が上がってわかった、物事の考え方」

どんなときも“想像力”を持って生きていきたい

黒木華――近年の働きぶりを振り返って、昔と比べて仕事に対する向き合い方に変化はありますか? 仕事のモチベーションとしては、たくさんの人や作品に出会えるということが大きいですね。それは昔から変わりません。20代のときはただガムシャラにやってましたが、今はそれだけでなく、一歩引いて作品ときちんと向き合う時間をつくることができるようになりました。 ――それは成長と呼べるのでは? そうだったらいいなとは思いますけど、経験値が上がった分、気持ちが楽になりました。頑張りすぎず、いい距離感を持てるようになって、力を抜くことができるようになったといいますか。心に余裕ができて物事をちゃんと考える余白が増えた気がします。 ――キャリアを重ね、周りや自分自身を落ち着いて見ることができるようになったと。 仕事に限らず、どんなときでも“想像力”を持って生きていきたいです。たとえば、『人が嫌がることをしない』って、誰でもできるじゃないですか。ちょっとしたことだとしても、その積み重ねだと思うんです。自分がやられて嫌なことは相手にもしない。(嫌なことを)やりそうな人だと思ったら関わらない(笑)。簡単ですよね。
次のページ
今、気になる芸人は……
1
2
3
株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ