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[バブル就活生]内定解禁日は地方の高級ホテルでカンヅメに

“就職氷河期”と呼ばれる昨今。が、バブル時代の就活は、今とは逆に超売り手市場だった。企業側は学生を囲い込むために飲ませ
る、食わせる、抱かせるの接待も当たり前だったとか……。そんな今となっては夢のような就活の思い出をバブル入社世代が振り返る!

内定解禁日は地方の高級ホテルでカンヅメに

停泊している船でランチ。森高千里のミニコンサート付き
(41歳・男・コンピュータ)


外出禁止令が出て、温泉旅館内でずっと酒を飲まされていた
(43歳・男・メーカー)


 ほかにも「停泊している船でランチ。森高千里のミニコンサートに企業協賛の音楽CDプレゼントなどあり」(41歳・男・コンピュータ)、「ホテルで立食パーティ。大量のローストビーフと大量のシャンパンを摂取しすぎてトイレで吐いた。ホテルに拘束されていた、といえばカッコいいけど、後半はほとんどトイレにカンヅメになってた」(46歳・男・金融)ってな話も自慢にしか聞こえない~。さらに解禁日以降も「他社の二次試験の日程時期に、合宿と称してグアム旅行に連れていかれた」(45歳・男・サービス)、「初回は京急油壺マリンパークで観光したあと、横浜中華街で食事。2回目は人事部の担当者とカラオケ大会。3回目は会社見学の後しゃぶしゃぶ」(40歳・男・SE)など、要所要所で企業の接待を受けてたようだ。

 今の時代からすりゃ夢のまた夢って話だが、当人たちはどうもありがたみをわかってないのか、「解禁日は地方の高級ホテルにカンヅメ状態。メシはフォアグラやら牛フィレやらで満足したが、何もやることがなかったのでずっとプールで泳いでいた。ヒマ死にしそうだった」(46歳・男・商社)なんて贅沢を言う人も。あるいは「神戸港から船に乗せられ東京旅行へ。同乗してたモデルと称するコンパニオンとヤリたい放題のヤツもいたが、モデルとは名ばかりでブサイクばっか。当時はブサイクでも女は調子に乗ってた」(40歳・男・貿易)って、調子に乗ってたのはお互いさま。さらに「拘束されたとはいえ、僕の場合は多摩の奥地の遊園地に集合させられて、交通費と称して5000円もらっただけ」(40歳・男・旅行)なんて、本来なら御の字のはずなのに地味に感じちゃうのもバブル期ならでは。ただし、「解禁日、はとバスに突っ込まれた。スーツで浅草見学は変です!」(45歳・男・学習塾経営)ってのは本当に地味かも……。

 とはいえ、企業としてはホントに必死だったみたい。何しろ拘束先でも「外出禁止令が出て、温泉旅館内でずっと酒を飲まされていた」(43歳・男・メーカー)、「財布を入れた上着を人事の人に預けさせられた」(45歳・男・銀行)って、まさしく軟禁状態ですがなー。

― 学生を接待漬けに![バブル就活]バカ回顧録【5】 ―

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