更新日:2023年12月15日 16:26
仕事

わずか2か月で辞めた新入社員の怒り「1日14時間労働が15日続いて…」

14時間労働が15日間続く

一過性の忙しさかと思いきや、まだまだ序の口だったという。 「責任者がうるさく『ああしろ、こうしろ』と難癖をつけ始めて……。営業段階で『カスタマイズできる』と言ってしまったらしく、開発部隊に直しを依頼して、システムを更新……その繰り返しで。細かい人物で、なかなか納得してもらえませんでした。怒鳴られたこともありますよ」 途中休みもないなかで死ぬ思いをして、当初の予定だった12日間が経過するも、上司からかけられた言葉に思わず耳を疑ってしまった。 「飲食店がオープンしている間は、営業開始の朝10時から閉店する24時まで現場に立ち会っていました。やっと終わりかなと思ったのですが、客先から『もう少しいてほしい』という依頼が……。すると上司から『三橋だけあと3日残っていろ』と。さすがに頭にきたのですが、どうすることもできませんでした。先輩には『人質にして申し訳ない』と謝罪され、現場の従業員にも同情されていましたね」

15日間無休で働いたのに…

高崎での激務を終えても、労いの言葉一つなく、まるで消耗品のような扱いを受けることに。 「ようやく家に帰ることができるようになると、会社から帰り道に1度帰社するようにと。さっさと帰りたいのに、わけがわからず辟易としました。案の定、挨拶がてら軽く話すくらいで、特に必要性は感じられず。 また、15日間無休で働いた分の代休を取ろうとすると、『これからの1週間は不測の事態が発生する可能性もあるから休まず会社に来るように』と命令され、耳を疑いました。休みも満足に取れない状況なのに数日後には『このあと奈良に行ってもらうから』とも言われて。ふざけるなという感じでしたね」
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この会社で得られた経験は「ゼロ」
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複数媒体で執筆中のサラリーマンライター。ファミレスでも美味しい鰻を出すライターを目指している。得意分野は社会、スポーツ、将棋など
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