「客室の様子がおかしい」元ラブホ従業員が語るトンデモ事件簿。扉を開ければ“下半身にタオル”の客が…
―[和田さんのラブホよもやま話]―
こんにちは。元ラブホ従業員の和田ハジメです。およそ6年もの間、渋谷区道玄坂にあるラブホテルにて受付業務および清掃業務に従事してきました。
ラブホの従業員と聞くとなんとなく暇そうな印象を抱く方も多いことかと思われますが、筆者が働いていたのは都内でも屈指の繁華街であり、なおかつ近隣他店と比較しても相当にリーズナブルな価格帯でお部屋を提供している激安店。
多少の繁閑差こそあれど、基本的にはせわしくお客様の応対に追われる日々を過ごしてきました。そして土地柄からか、“お行儀の悪い”お客様もかなりの頻度で来店され、トラブルを引き起こすこともしばしば……。
とはいえ、迷惑客が明確な悪意を持ってトラブルを起こすケースよりも、じつは“意図せずにトラブルを引き起こしてしまった”ケースの方がタチが悪かったりします。
そこで今回は、これまでのラブホ勤務で実際に起こった「トンデモ事件」のうちのひとつをお話をさせていただければと思います。
「120分」を選択した高齢男性
“デリバリー”の女性が足早に退室
およそ6年にわたり、渋谷区道玄坂の激安ラブホにて受付業務および清掃業務に従事。繁華街で様々な人間を見てきた経験をもとに、迷惑客の存在やスタッフの裏事情などをテーマに執筆(していく予定)。
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