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広末涼子「流出ラブレター」に見える“無邪気さ”と“傲慢さ”のギャップがキツいワケ

今回の件で感じた、広末涼子の“個性的な魅力”

 少女のような内面。それゆえの無邪気さ、傲慢さ。恋多き女の色気。交換日記なぞをやってしまう、そしてそれが流出してしまう脇の甘さ。個性的な男性遍歴。今回の一件で、一筋縄ではいかない広末涼子の個性的な魅力、色気を改めて感じてしまった。  ところで、これは完全に蛇足であるけれど、広末涼子のセカンドシングル『大スキ!』の歌詞、「とっても、とってもとっても」と、交換日記中にあった「本当にほんとにほんとに」という文章が重なって、「これって広末の口癖なの?」と邪推して、笑ってしまった。  その時、ふと思った。広末涼子のデビュー曲「majiでkoiする5秒前」は非常にインパクトの強いタイトルだ。そのインパクトの根源は「5秒前」にあると思う。「5秒前」の唐突さが違和感を生んでいる。「5秒前」という秒読みは「発射」を連想させる。  このタイトルって、かつて広瀬すずにカップ焼きそばのCMで、「マヨビームかけさせて。ブッチュー。全部出たと?」と言わせたような、卑猥さを暗示させる、サブリミナルなタイトルだったのだろうか?(このCMは露骨すぎるけど)  竹内まりやがそんなことするわけないか……。
1968年生まれ。構成作家。『電気グルーヴのオールナイトニッポン』をはじめ『ピエール瀧のしょんないTV』などを担当。週刊SPA!にて読者投稿コーナー『バカはサイレンで泣く』、KAMINOGEにて『自己投影観戦記~できれば強くなりたかった~』を連載中。ツイッター @mo_shiina
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