じっくりと3年間の交際を続けた隆さんは、2022年12月についにプロポーズ。その内容は盛大だった。 「クリスマスだからリッツ・カールトンでご飯を食べよう、綺麗な格好してきてね、と言われて。行ってみたらベッドにバラの花びらで“MARRY ME?”（結婚してください）って書いてあって驚きました。ダイヤの指輪とバラの花束を渡されて、その様子を全部プロのカメラマンが撮影もしてくれたんです！すごく嬉しかったですね」（真理さん） 　このプロポーズは真理さんと同年代の男性には、なかなかできないかもしれない。真理さんは友人からたいそう羨ましがられたそうだ。 　ようやく結婚を決めた2人だったが、隆さんは今年2月からフィリピンへ赴任することになってしまった。真理さんは東京で働いているため、すぐには目途が立たず、しばらくは別居生活に。4月に結婚をしたが、婚姻届も隆さんが一時帰国した際に羽田空港の喫茶店で記入したという。 　結婚直後からフィリピンと日本の遠距離になってしまったが、有給休暇などを利用して真理さんは頻繁にフィリピンを訪れ、できるだけ2人の時間を確保しているそうだ。結婚生活の中で価値観やジェネレーションギャップは感じないのか聞いてみると、意外な答えが返ってきた。 「年の差カップルでよく音楽の世代が違うという話を聞きますが、僕が好きなプリンセス プリンセス、ABBA、ビートルズは彼女もよく知ってますし、話が噛み合わないと感じることは全くないですね」（隆さん） 　むしろ年の差があることにより、「本気の喧嘩」が一切起きないのだとか。 「年齢が近いとか同い年だったりしたらこっちも本気になってしまうと思います。でも彼女が怒っていても年齢が離れてると全然許せちゃうみたいな……」（隆さん） 「隆さんは本当に優しいんです。自分でも言いすぎちゃったなと思うようなことがあっても許してくれるので」（真理さん） 　しかし本当に良いことばかりなのか。たとえば浮気の心配とか……。 「彼女はかなり奥手だし男性と話すのが苦手なので浮気の心配はしていません。むしろ逆で……僕がちょっと電話に出ないだけでものすごく怒られますね。あとは女友達との電話も嫌みたいで、ヤメてほしいと言われます。なので、最近は異性と連絡を取っていません」（隆さん） 　真理さんが「異性と連絡を取るのが嫌」と伝えると、すぐに一切連絡を取らないでくれたという隆さん。これも年上夫の余裕からだろうか。同年代だと喧嘩になってしまう可能性もある。