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貫地谷しほり37歳、夫は一番の親友「家で変な踊りをしても褒めてくれる」

セリフがキレイになり過ぎないように

貫地谷しほり――真央さんの強さは本当にステキですし、これが実話であることに支えられますが、真央さんが泣くシーンがあったことが身近な存在に感じさせてくれました。 貫地谷:演じるときに気をつけていたのが、いいセリフが多いので、キレイになり過ぎないようにすることでした。私だったら、真央さんとは違って、「いい加減にしてよ!」とか、怒っちゃったりすると思うんです。それが、真央さんは怒らない。でも、不安とか、ホッとするところとか、リンクする部分もありました。ただ明るさのレベルは、すごく悩みました。 ――ご自身だったら、たぶん怒ってしまうとのことですが、大抵の人がそうかなと。本サイトは「ホンネ」をキーワードに掲げています。本作とは別に、「ホンネ」と聞いて、貫地谷さんがパッと浮かぶことはありますか? 貫地谷:ウソをつくって体力がいると思うので、ホンネのほうが絶対に生きやすいと思います。

恥をかきあえる、夫は一番の親友

オレンジ・ランプ

(C) 2022「オレンジ・ランプ」製作委員会

――本音を外に出すのは難しいと言う人もいますが。 貫地谷:自分に優しい選択を考えるなら、ホンネのほうがいいと思います。私自身、ウソはついてきたと思います。学生時代もそうですし、親に対してもそうです。でも、何かひとつウソをつくと、辻褄を合わせるためにどんどん大変になっていきますよね。だから、結局は体力がいる。長い目で見れば、絶対にホンネのほうがいいです。  20代の頃のほうが友達はたくさんいました。今は会う人が限られていますが、別にそれで構いません。今は、友達と話していても、お世辞を言ったりしませんし、友達も私に対してお世辞を言わない。注意してくれる存在がいるのって、ありがたいことですね。一番私のことを注意してくれるのは夫です(笑)。すごくありがたいです。 ――恥をかきあえる存在でしょうか。 貫地谷:そうですね。ビシバシ言われます。友達からも、夫からも。でも誉めてもくれます。夫は一番の親友だと思っています。
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ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

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