更新日:2024年02月29日 15:03
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伝説の“レディース総長”引退後の波乱万丈。元ヤン・シングルマザーの“子育て”とは

“義理”や“人情”を大切に生きていれば、最終的には悪いようにはならない

女族・かおり——生きづらさを感じていたり、“居場所”を求めて夜の街にたむろしたりする若者はいつの時代もいると思いますが、かおりさんが今の子たちを見て思うところなどはありますか? かおり:私も根底は寂しがり屋だから、仲間とたむろする気持ちは全然わかりますよ。当時はSNSなんてなかったけど、私も“栃木のかおり、ここにあり“みたいな感じで名を上げたいと思っていたので。ある意味、それも“承認欲求”だと思う。ただ、今の子たちは流れてくる情報量が多すぎて、少しかわいそうかも。いちいち目についてしまって、自分と他人を比べてしまうから。 ただ、私もさんざん周りに心配や迷惑をかけてきましたけど、時代が変わっても、“義理”や“人情”を大切に生きていれば、最終的にはそうそう悪いようには転がらないとも思っていて。あとは気合と根性(笑)。それを忘れなければ、大丈夫な気がしますね。 <取材・文/伊藤綾、撮影/藤井厚年>
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
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「いつ死んでもいい」本気で思ってた…

伝説のレディース雑誌「ティーンズロード」でカリスマ的存在だった平成の女暴走族「貴族院女族」元2代目総長「かおり」の誰にも話さなかった壮絶な人生の実話を30年を経た今、暴露する!
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