更新日:2023年08月02日 16:22
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ウォーキングに「バスケットシューズやテニスシューズ」を履いてはいけない理由

子供の足を鍛える「足育」とは?

大人になってから足の裏や体幹を鍛えることは大変ですが、子供は簡単です。どんどん鍛えましょう。「足育(そくいく)」という言葉が注目されているように、「はだし力」を養いましょうということです。 ガチガチの硬い靴よりも、はだしのほうが子供の足の成長にはよく、骨格・筋肉・靭帯・神経がのびのびと、かつ強靭に育ちます。アフリカのマサイ族はいまだに簡素なサンダルや裸足で走ったり狩りをする生活をしていても、ケガをしないと聞きますし、人間の足の裏の筋力は目覚めるととんでもないポテンシャルがあります。 シューフィッターを長年やっていて、明らかに足が鍛えられているのは、バレエと格闘技に打ち込んでいる子供です。バレエは裸足に限りなく近い専用シューズを履いて踊り、剣道や柔道、空手は、はだしなので、指のふんばり力と体幹の基礎が普通の子とはまるで異なる成長を遂げます。
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「足育」に必要な靴とは?
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こまつ(本名・佐藤靖青〈さとうせいしょう〉)。イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『シューフィッターこまつ 足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます。「毎日靴ブログ@こまつ

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