ポケモンらしく、育成要素もある
従来の「ポケモン図鑑」と同じように、今回は“寝顔”を集める
眠るたびにゲットできるのが、
「ねむけパワー」だ。島のカビゴンが発する不思議な力で、プレイヤーの睡眠タイプに応じたポケモンをフィールドに集めるという設定だ。
睡眠の様子を把握して、自身の課題を浮き彫りにしよう
発生させるには、安定した睡眠時間に加え、仲間のピカチュウが時間経過で調達してくれる「きのみ」や「料理」によって得られる、
「エナジー」だ。このエナジーが多ければ多いほど、たくさんのねむけパワーをゲットできる。
寝ている姿に癒やされること間違いなし。これだけでも疲れが取れそうだ
そして
「おやつタイム」では、ポケモンの大好物である“ポケサブレ”を与えると「フレンドポイント」をあげることができる。最大まで貯まると仲間になってくれるので、どんどん迎え入れよう。睡眠ゲームアプリとしての高いクオリティーもさることながら、こうした育成要素も大きな魅力だ。
月曜日〜日曜日のサイクルであるため、ゲームを習慣化させやすいのではないだろうか
これらのポイントに留意しつつ、毎週月曜日から日曜日までの7日間のサイクルで島を移動しながら、各地に生息するカビゴンのタイプに合わせて、より多くのねむけパワーをゲットしていく。
眠る直前にあまりスマホをいじりたくない場合は、通勤電車のなかや休み時間など、空いている時間にサクッとセッティングし、万全な状況を備えておきたい。
あえて懸念を挙げるとしたら、
前述した測定の手順に煩わしさを覚える人は少ないかもしれない。というのも、“アプリを起動したまま”眠らなければならないため、Wi-Fiの接続が切れてしまったり、途中で起きてぼんやりしたなかでついスマホの電源を消してしまうなどして、測定できないケースがある。
かくいう筆者も、
一度目の計測の際にうっかりスマホを消してしまいエラーが発生してしまった。緻密なデータを算出するだけにやむを得ないところもあるが、それで計測のハードルが上がってしまっては本末転倒だ。
これに加えて、
睡眠状況を記録するゲームの性質上、メモリやストレージに空きがないと計測が中断してしまうことも。そのため、スマホにはある程度のスペックが必要となる。一応使用中はほかのアプリを終了したり、不要なデータを削除するといった対策はあるが、プレイをする前に少し手間がかかってしまうのは少々惜しい。
とはいえ、ここからアップデートが実施されていくと思われるので、上記のような懸念点が徐々に解消されていくことを切に願うばかりだ。
1992年8月生まれ。三重県出身。県内の大学を卒業後、証券会社に入社し、営業・ファイナンシャルプランナーとして従事。現在はフリーライターの傍ら、YouTubeにてゲーム系のチャンネルを複数運営。また、Web記事専門の編集プロダクション・合同会社にげば企画を運営。特技は音楽、趣味はゲーム全般と散歩
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