更新日:2023年12月06日 18:57
エンタメ

「1日5万件のアンチコメント」“驚異のビジュアル”が話題のアイドル歌手(34歳)が告白する、炎上事件からの再起

漫談家の松鶴家千とせ師匠に師事

恵中瞳

松鶴家千とせ師匠とのデュエットのシングルCD

――その後、どのような経緯で歌手になったのですか? 恵中:最初に入った事務所では、パワハラやセクハラがあり辛くて、辛くて……。「いつかは移籍するんだ」と思って、ひたすら耐えていました。  そんなある日、インターネット番組で演歌を歌った姿を今の事務所社長である南雲社長が見ていて。「歌手としてやってみないか」と誘ってくださり、事務所を移籍しました。「これで念願の歌手活動ができる!」と報われた思いで、とても嬉しかったですね。そして、「おとこはアリャリャ」というド演歌で、CDデビューしました。 ――歌はどこで勉強されたのですか。 恵中:漫談家の松鶴家千とせ師匠にご指導いただきました。師匠と出会ったのは、私がネットで誹謗中傷されて精神的に不安定だった時期です。そんな私を励ましてくださった師匠とデュエットのシングルCDをリリースすることができ、非常に光栄でした。昨年、リリース直後に師匠が亡くなられて、私が“最後の弟子”となってしまい、とても残念です。 ――ご自身で作詞作曲もされているのですか。 恵中:自分で作っている曲もあります。歌詞は、自分の実体験や感情を込めて作っています。曲は自宅にあるキーボードでメロディを作ったものを、曲のアレンジの先生に手直ししていただいています。

R1予選落ちで芸人諦め、腹話術にチャレンジ

恵中瞳

腹話術の人形「キャンディ」とともに

――芸人として活動されたこともあるそうですね。 恵中:はい。「R1グランプリ」に2回出場しました。坂本冬美さんのモノマネをやったんですが全くウケなくて……。2回とも予選落ち。モノマネは諦めて、今は腹話術を勉強しています。腹話術師のスージィー先生にご指導いただき、人形を使ってボケとツッコミの掛け合いをネタでやっています。ライブで歌の合間に腹話術を取り入れると、お客さんに喜んでもらえるかなと思って。性格的に、人を笑かすのが好きなんです。 ――これまでに芸能界の仕事を辞めようと思ったことはありますか。 恵中:あります。でも、私の歌を聞いて元気になったと言ってくださる方がいるので、続けることができました。その方が、私のCDを買ってTwitterに投稿してくださっていて。辛い時はそれを見て、逆風が吹いても「負けないぞ!」と思って自分を奮い立たせています。
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美容のために…注射・点滴を打つワケ
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大阪府出身。外資系金融機関で広報業務に従事した後に、フリーのライター・編集者として独立。マネー分野を得意としながらも、ライフやエンタメなど幅広く執筆中。ファイナンシャルプランナー(AFP)。X(旧Twitter):@COstyle

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