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数々の凶悪事件に隠された一面に迫る! “犯罪×グルメ”に挑む注目マンガ『罪のあと味』

「あの大事件の当事者はどんなメシを好んで食べていたのか———」  日本を震撼させたさまざまな凶悪事件の犯人や被害者が食べていたメシにスポットをあて、主人公である事件ライター・竹内一馬が彼らの人物像に迫る異色マンガ『罪のあと味』が週刊SPA!で連載中だ。

リアリティ溢れる事件描写に息をのむ異色マンガ

 原作を務めるのは、暴力と洗脳を駆使し、4つの家族が被害に巻き込まれた尼崎連続変死事件の真実に迫る『新版 家族喰い』(文春文庫)で脚光を浴び、殺人事件ノンフィクションの第一線を走る事件ライター・小野一光。あくまでフィクションの本作ではあるが、小野が今までに取材を重ねてきたさまざまな事件から着想を得たリアリティ溢れる事件描写には思わず息をのむ。作画は、変死体事件を扱った『リバーシブルマン』やグルメ漫画『百合子のひとりめし』などの著作で知られるナカタニD.が担当し、“犯罪×グルメ”を職人技で調理する。この強力タッグで、事件の知られざる一面を鮮やかに映しだす。  果たして読後に浮かび上がるのは、常人には理解しがたいグルメ観か、我々とそう変わらない食事情か。その真実を今作で、どうぞご賞味あれ。 原作・小野一光氏コメント 「なにを好んで食べているか、というのはその人物を知るためにかなり重要な情報。私がやっている事件取材でも、加害者や被害者が好んだ食事について取材することは少なくありません。そんな経験を散りばめた物語で、事件のリアルを追体験していただければと思います」 作画・ナカタニD.氏コメント 「これまで自分の作品を描く際、資料にさせてもらっていた小野一光先生が原作をされるとのことで嬉しい限りです。当初は主人公の職業を探偵とする案もあったのですが、『ぜひ犯罪専門のルポライターを主人公にして、小野先生目線の物語を!』とお願いしました。リスペクトしてきた作家さんでもあるので、良い作品に仕上げていけたら!」

事件当時者のメシをきっかけに犯罪の知られざる一面に迫る!

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表紙の人/ 真木よう子

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