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二階堂ふみ29歳、“障がい者施設”で働く父が好きになった理由「人って大人になっても変化するんだ」

作品として作ってしまっていいのだろうか

二階堂ふみ――それほど重くて挑戦的で、観終わってなお答えの出ない作品だと思います。 二階堂:脚本を読んだ時点では、もっと客観的に見ることができていた気がするんです。さとくんの心の流れにしても。でも境界線がなくなっていったというか。出来上がってみて、より消化できなくなりました。だけど、彼がやったことは絶対に愚かな過ちだと思うし、そのことをみんなにも感じてほしい。そう思って作ったことは間違いありません。 <取材・文・撮影/望月ふみ>
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi
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【公開情報】
』は新宿バルト9、ユーロスペースほかにて全国公開中
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