更新日:2024年11月05日 18:50
エンタメ

藤岡真威人20歳、ヒーロー役で初主演。父親の藤岡弘、とは「ちゃんとケンカができる関係」

実写ドラマ化された話題作『ウイングマン』が、テレ東ほかで放送中だ。 1983年から85年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されて男女を問わず人気を集め、アニメ化・ゲーム化もされた桂正和の代表作『ウイングマン』。主演を務めるのは、初代『仮面ライダー』として君臨する藤岡弘、の息子、藤岡真威人(20歳)。 父と同じ180センチの長身に、「僕のアイデンティティ」という太い眉もしっかり受け継ぐ藤岡にインタビューした。ヒーローものでの連ドラ単独初主演に「父と同じ軌跡を辿っているかのような運命的なものを感じて、そういう使命なのかなと思った」と話す藤岡。 『ウイングマン』への意気込みや、父とのエピソード、さらには評判を集めた藤岡ファミリーそろってのウェブCM出演の裏話も聞いた。

初主演はヒーローもの。父は「いつか来ると思っていたよ」

藤岡真威人

藤岡真威人

――地上波での連ドラ単独主演は、俳優人生の大きな目標だったとか。『仮面ライダー』を演じたお父様と同じヒーロー役での主演ですが、藤岡弘、さんの反応はいかがでしたか? 藤岡真威人(以下、藤岡):「やったな」と喜んでくれました。同時に、でもどこか、「俺はいつか来ると思っていたよ」といった反応でした。 ――「いつか来ると思っていた」と。 藤岡:かつて父がブレイクしたきっかけとなったのが『仮面ライダー』です。 以前、『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』(21)で仮面ライダー1号を演じたことはありますが、全世界の、観てくれる人に希望を与えられるような作品の役柄で、自分の初単独主演が決まったというのは、父と同じ軌跡を辿っているかのような、運命的なものを感じました。 ――そうなんですね。 藤岡:そういう“使命”なのかな、みたいな。主演を務めることはもちろん嬉しいけれど、さらにヒーローものでということに驚きと運命、そして使命を。多くのファンの方がいる作品だということへの思いもあります。 全力で取り組んで、『ウイングマン』という作品が、僕の俳優人生の中で、新たなスタートを切れる代表作になればいいなと思っています。

『ウイングマン』は今までにない新しいヒーロー

ウイングマン

(C)桂正和/集英社・「ウイングマン」製作委員会

――『ウイングマン』はどんなヒーローだと感じましたか? 藤岡:1980年代に大ヒットした伝説の作品ということで、僕は生まれていなかったので読んだことがなかったのですが、オファーをいただいた直後に全巻買って読みました。すごく面白かったです。 これまでヒーローと聞いて自分の中で思い描いていたのは、最初から強い正義の味方だったんですけど、健太は、ヒーローに憧れてはいたけれど、最初から強いわけではないんです。 アオイさんに出会ったことで、姿が変わっただけじゃ自分の理想とするヒーローにはなれないことに気づいて、成長していく。そこに今までにない新しいヒーロー像と魅力を感じて、すごく感動しました。 ――実写化発表と同時に、ファンからの反響もすごかったです。予想以上で驚いたのでは。 藤岡:発表の際は本当にドキドキしていました。初主演という点でもドキドキでしたし。でもみなさん、本当に温かい声ばかりで。連載から40年経ってますけど、みなさん、とにかく待っていたんだなと伝わってきました。 そうした作品にキャスティングしていただけて本当に光栄ですし、その期待に応えられるだけの熱量で取り組んだ自信はあります。
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ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

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(C)桂正和/集英社・「ウイングマン」製作委員会

【公開情報】
ドラマチューズ!『ウイングマン』はテレ東系ほかにて毎週火曜深夜24時30分~放送中
公式サイト https://www.tv-tokyo.co.jp/wingman/

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