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ドンキの総菜が大幅にテコ入れ…「ダントツに美味かった商品」と「唯一の弱点」をレポート

おにぎり商品はすべてホームラン級

偏愛めし

はみだしすぎィな 鶏つくねおにぎり(322円)

そしてもう一つ素晴らしかったのは、おにぎり商品。中でも「はみだしすぎィな 鶏つくねおにぎり」は、げんこつをはるかに超えるビッグサイズと卵黄ソースに、ドンキらしい異端さを実感しました。あまりにも潔いボリューム感やマンガに出てきそうなビジュアルでありながら、味バランスだけは万人感があり、「コンビニおにぎりは卒業かも」と思ってしまうほどの説得力あるおいしさに、ただただ感服してしまいました。

全体的に甘めな味付け。これがどう転ぶか?

偏愛めし

噛むほど旨い 炙り鶏ハラミ(322円)

10商品をすべて食べてみて、総合的には大満足でした。ここであえて冷静に弱点を探すとすれば、全体的に「甘さ」が強いという点です。しょっぱさは強くなく、出汁にとことんこだわった親子丼を筆頭に、旨味を大切に調理されているのですが、味付けとして甘め。
偏愛めし

あんだく溺れ天津飯(430円)

特に「噛むほど旨い 炙り鶏ハラミ」や「あんだく溺れ天津飯」は、素材本来の味やすっきりしたテイストを好む人にとっては気になる可能性があるなと思いました。 ということで、誰かの120点をねらって誕生した「偏愛めし」。おいしい?イマイチ?どちらに転ぶか、気になる方はご自身の口でお試しください! <TEXT/スギアカツキ>
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12
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