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『月曜から夜ふかし』にも出演。数百万円の金銭トラブル被害に遭った強面36歳・TOKYO亀仙人の“意外な内面”

将来の夢は「ピースメーカー」

TOKYO亀仙人――TikTok上で自己流のパトロール活動を行っている様子を投稿(@tokyo.kamesennin)されていますね。それも人を励ます活動の一環ですか。 亀仙人:そうですね。将来は、“ピースメーカー(平和をもたらす人)”になりたいです。幼少期にイジメられたこともあり、争いごとやケンカが嫌い。なので、トラブルを見つけたら助けたいという思いで、自主的なパトロール活動を行っています。また、自分のポジティブな面を発信することで、誰かを勇気づけられたらいいなと思います。 ――そもそも何がきっかけでTikTokでの発信を始めたのですか。 亀仙人:4~5年ほど前に、僕は失恋や居場所を失ったことから精神的に落ち込んでいました。人間関係が上手くいかず深く傷ついて、自殺の名所として知られる青木ヶ原樹海へ足を運んだことも。そんな様子を友だちが撮影して、TikTokに投稿したことがきっかけです。 ――TikTokでは“TOKYO亀仙人”という名前で発信されていますが、名前の由来は? 亀仙人:当時は髭が長かったので、風貌がドラゴンボールの亀仙人に似ていることから“亀仙人”になりました。「ドラゴンボール」のアニメも好きですし。性格的には、クリリンに近いんですけどね(笑)。

90年代の「ガルフィー&セカンドバック」コーデを愛する

TOKYO亀仙人――テレビ番組の街頭インタビューによく出られていますが、出演数はどれくらいですか。メディアに出るコツがあれば教えてください。 亀仙人:これまで出演したのは30〜40件ぐらい。見た目のインパクトと、サングラスをかけている時と外した時とのギャップがあるからメディア受けするのではないでしょうか。僕は90年代のチンピラ風のファッションが好き。今どき「GALFY(ガルフィー)」の服を着てセカンドバックを持って歩いている人は少ないので目立つのだと思います。 ――今後の活動目標はありますか。 亀仙人:見た目のキャラの濃さが注目されがちですが、自分の内面をもっと前面に出して、前向きなメッセージを伝えていきたいですね。街頭インタビューに出たり、TikTokで発信したりするようになって、知らない人から「いつも見てますよ」といった励ましの声をかけられることが増えました。  昔はとても人見知りする性格だったんですが、今では自分から積極的に話しかけて、友だちを作るようにしています。話しかけて無視されることもありますが、「去る者は追わず、来る者は拒まず」をモットーに、他人に迷惑がられない程度に活動を続けていきたいと思います。
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負の経験によって人の痛みが感じられる人間に
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大阪府出身。外資系金融機関で広報業務に従事した後に、フリーのライター・編集者として独立。マネー分野を得意としながらも、ライフやエンタメなど幅広く執筆中。ファイナンシャルプランナー(AFP)。X(旧Twitter):@COstyle

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