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「日本を飛び出して本当によかった」年収360万円だった43歳男性、アメリカに渡り年収2000万円に――2023年大反響トップ7

年収500万円の30代男性SEは2倍に

日本人の値段

写真はイメージ

各国で不足中といわれるIT人材は、門戸も広い。グローバル人材プロデューサーの鈴木美加子氏はこう続ける。 「知人の30代男性は年収500万円ほどの小規模なIT会社のSEでしたが、スキルを買われ、知人のつてでシリコンバレーへ行き、年収が2倍に。仮に英語力が足りなくとも飛び込める専門性があれば、人手不足の地域では採用に繫がることも少なくありません」

金融系企業に転職の場合は…

IT系以外で、年収増を果たした人も。海外転職を支援するグローバルメンターのこう氏は語る。 「海外は、前職のポジションや実績で顕著に年収が変わります。日本のスタートアップ企業で経営に携わっていた30代の方は、シンガポールの金融系企業に転職した際、それまで蓄積してきた業界知識と人脈に加えてマネジメント経験も評価されたことで、日本マーケットを任され、給与が7割増しになっていました」 海外は昇給幅が広いのも魅力。生活が一気に豊かになるチャンスも多い。 「海外は実力主義なので成果を出せば着実に給与は上がります。『毎年200万円ずつ年収が上がってうれしい』などの声を聞くことも多いです。それに、日本人は世界的に見るとやはり誠実で勤勉なので、仕事への責任感に安心があります。それゆえ、一度雇われたら、レイオフされにくい印象がありますね(セナ氏)」
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日本にいながら価値爆増を狙うには…
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