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元セクシー女優が「撮影現場で出会ったヤバい人」を暴露。“まさかの勧誘行為”をする女優も

自己顕示欲が強すぎる女優

たかなし亜妖さん 自己顕示欲はどんな人間にも備わっており、あるとダメ、ないと良いというものではない。あまりに欲が強すぎると他人に迷惑を掛けたり、周囲から人が離れていったり、人間性を疑われるので程よくコントロールするのが大事だと言われている。  しかし、人前に出る商売をしていると常にチヤホヤされるせいか自己顕示欲の操作が難しくなりがちに。その結果自慢話が多くなり、加えて承認欲求まで強まって扱いづらい困ったちゃんが爆誕するのだ。  私が出会った困ったちゃんは、とにかく彼氏自慢をする女優。メイクさんだけではなく、監督、AD、楽屋が同じ女優みんなに「これ私の彼氏なの!」と画像を見せて歩いていた。画像を見せてもらうとかなりルックスの良い男性だったので、「いいなー」「羨ましい!」という声を待っていたのだろう。

その男の正体は…

 ただこの男性、どこからどう見てもホストである。最初はホスト風の男性かと思ったけど、彼女とメイクさんの会話を聞く限り、毎月300万円稼がないとならないだとか、しょっちゅう女絡みでモメるだとか、相手の酒癖が悪くてケガをしたとか、売掛がどうのこうのだとか、とにかくダークな話題が続く。もうこれは完全に“クロ”なのだ。  真実にツッコミを入れてはならないが、ちょっぴり複雑な事情を抱えていそうな彼女。心の片隅にある黒い感情が自己顕示欲やら何やらに繋がってしまうのかしら……と余計なお世話だが、色々考えてしまった。  周りも同じことを思ったのか、女優さんが席を外したとき、裏方のスタッフ陣も「あの子、なんか心配だね」と口にしていたほど。たぶん生まれながらの奇人変人ではないにしろ、“心配”という意味を含んだ“ヤバイ”ケースである。
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大遅刻をかます「ヤバい女優」
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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