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帰省したら地元の飲み会が“地獄”だった。友人のトンデモ発言に怒り心頭――2023年大反響トップ10

惨めなアラサー扱い

ハイボールで乾杯 ひと通り家事や育児の愚痴を聞かされ、ようやく「最近どう?」と話をふられた美織さん。自慢にならない程度に仕事の話をしたが、友人たちはなぜか失笑したり、憐れむような目を向けてきたりしたという。 「みんな口々に『結婚は諦めたんだね』『1人でつらくない?』『もう東京だといい人残ってないかぁ』『仕事に打ち込むしかないよね』などと、勝手に寂しくて惨めなアラサー扱い(笑)。  私は結婚願望もないし、仕事が好きで頑張って昇進しただけなのに、田舎では“結婚できないから仕事を頑張るしかなかった”という解釈になってしまうようです」

トンデモ発言「お前パパ活してるの?」

 終始苦笑いだった美織さん。やっと飲み会が終了し、帰ろうとしたとき、今度は男友達からトンデモ発言が飛び出す。 「私の持っているバッグをまじまじと見て『お前パパ活してるの?』って。たしかに、ブランド物のバッグで40万円ぐらいしますが、ボーナスで買ったもの。年に1回は自分にご褒美で何かを買っているんですが、それも友人たちには信じられなかったようです」  美織さんはあまりの価値観の違いに「違う国にでも来たかのようだった」と振り返る。 「東京じゃまだ31歳で結婚してなくてもそこまで浮かないし、仕事に生きる女性も多い。たぶん同級生の男たちより稼いでいるから信じられなかったのかな。この調子だと次回から集まるのはキツイなって感じました」
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「独身はいいよな、気楽だよな」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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