恋愛・結婚

現役グラドルがラブホで彼氏&浮気相手のギャルにバッタリ。“修羅場”で放たれた彼氏の一言にア然!

彼氏は彼氏じゃなかった? 屈辱的な言葉「先週呼んだデリの女だよ!」

金髪の巻き髪の女性 ともあれ、知らない女と腕を組んでいる彼氏のほうが問題あるだろう。筆者は再度、「いや、おたくら、これはどういう状況ですか?」と問い詰める。  彼氏は「うるさい!」とか「関係ないだろう!」などといって、まともに答えようとしない。我々がガチャガチャやっていると、細長いギャルがしびれを切らしたのか「もう私帰っていいですかぁ〜?」と言い出した。  おう、帰れ帰れ!  だが、こともあろうか、彼氏は細長いギャルの細長い腕を掴んで「もう行こう!」とラブホを出て行こうとしたのだ。  筆者がびっくりしてポカーンとしていると、細長いギャルが彼氏に「あの人、だあれ〜?」と聞き、彼氏は「先週呼んだデリの女だよ!」と言い放ったのだ。  はて、もう半年以上は付き合っているはずだったが、筆者が彼氏だと思っていた男は彼氏ではなかったと……?  なんとも屈辱的な言葉だった。今まで彼と会ってもお金はもらっていないし、なんなら先週頼まれて届けた「すき家」の代金約800円さえもらっていない。酔っ払って「結婚するか!」って新宿区役所まで行ったのに?  そんな私が「先週呼んだデリの女」だと……?

半年後に男から連絡が…

 しばらく頭がフリーズするも、もはや呆れて涙を流すこともなく、筆者は五反田へ向かった。そこでは友人がホッピーを片手に待っていてくれた。「あんた本当に男運ないね」と笑い泣きしていた。  彼女は兼ねてから、筆者の彼氏を“イケメンでもないのにプライドが高い低所得者” とバカにしており、そんなバカにひどい扱いを受けた筆者を慰めることもなく、酒の肴にしていた。  ひたすら飲んで泥酔した筆者は、彼氏だと思っていた男のすべてをブロックして、この恋は終了したのだ。  これには後日談がある。  半年後、男は何を思ったか「携帯を新しくした」と連絡してきた。「は?」と思っていると、「いまから『なか卯』買ってきてくんない?」と続ける。  細長いギャルには“先週呼んだデリの女”と言っていたが、この男は筆者のことをデリはデリでも「ご飯を無料で届けるデリの女」だと思っていたのかもしれない。それ以降、筆者はラブホに行くたびにこの男の不幸を願っているのだった。 <文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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