高速道路で“軽自動車を煽り続ける”70代の老人。まさかの言い分に唖然…
弁護士ドットコム株式会社が2023年に行ったアンケート調査によると、煽り運転を行った加害者の約6割は「後悔していない」と回答している。巻き込まれる側からすると、たまったものではないが、そういった人々が存在する以上は常に危険を察知しつつ運転する必要があるだろう。
会社員の大倉優太さん(仮名・26歳)も、“歪んだ思考を持つドライバー”から煽られて、冷や汗が止まらなくなった経験があるという。
「自分だけならまだしも、助手席に座る彼女の身にも危険が及ぶ出来事でした。今思い出しても虫唾が走ります」
それは今から3年ほど前のこと。大倉さんには付き合って3カ月になる彼女がいた。買ったばかりの軽自動車で温泉旅行に向かったそうだ。
「高速を走っていると、白いセダンがピッタリ後をついてくるんです。ですが、自分がいたのは追い越し車線ではなく走行車線でしたし、ノロノロと走っている訳でもなく、煽られる理由がわからず……。相手が気になり、バックミラーで確認すると、ハンドルを握っていたのは70代ぐらいの老人でした。ニヤニヤと笑っていて、車をぶつける勢いで迫ってくるので、本当に怖かったです。でも、彼女を怖がらせたくないという思いから、あくまで平静を装って運転し続けていました」
しかし、白いセダンは今にもぶつける勢いだった。
「彼女に『ちょっと休憩しようか』と告げて、サービスエリアに入ることに。でも、白いセダンもついてきて……。混んでいるエリアで車を止めると、ようやく姿が見えなくなって心底ほっとしました」
安心した大倉さんは、フードコートで昼食を摂ることに。しかし……。
「老人のことを半ば忘れた状態でサービスエリアを出ました。でも、少し走るとバックミラーに例の白いセダンが映っていて……。鳥肌が立ちましたね。しかも、なぜかそれまでより敵意を感じました。並走してこちらに車を寄せて来たりと、危険な運転を繰り返してくるんです」
70代ぐらいの老人に高速で煽られる
無事逃げ切ったかと思いきや…
1
2
込み入った話や怖い体験談を収集しているサラリーマンライター。趣味はドキュメンタリー番組を観ることと仏像フィギュア集め
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ