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韓国野球の“打撃力が低下した”理由…「低反発バットの導入」で日本も同様の未来が訪れる可能性が

「打撃力が低下している」韓国球界。その理由は…

他国の事例でいうと、木製バットを2005年から導入しているのが韓国の高校野球だが、韓国球界で中長期的に若手選手の打力が下降していると言われている。 それもあってか、2000年代と比較して日韓のレベル差は開く一方。フル代表に関しては2015年のプレミア12以降、日本代表が4連勝しており、昨年のWBCでは9点差をつけて快勝している。 MLBでは2010年代後半から「フライボール革命」が流行ったことや、ヒューストン・アストロズが「三振しない打線」を形成するなど、様々な策を駆使して打撃力を向上させている。 一方、高校時代から打者に制約を受けるような状況を作っているのが日本の現状だ。打者のレベルが低下する可能性は否めないし、5~10年後のプロ野球にも影響が出ていくと予想される。 <TEXT/ゴジキ>
野球評論家・著作家。これまでに 『巨人軍解体新書』(光文社新書)・『アンチデータベースボール』(カンゼン)・『戦略で読む高校野球』(集英社新書)などを出版。「ゴジキの巨人軍解体新書」や「データで読む高校野球 2022」、「ゴジキの新・野球論」を過去に連載。週刊プレイボーイやスポーツ報知、女性セブンなどメディアの取材も多数。Yahoo!ニュース公式コメンテーターにも選出。日刊SPA!にて寄稿に携わる。Twitter:@godziki_55
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