更新日:2024年11月01日 20:53
スポーツ

若手中心の「プレミア12」代表メンバー。チーム最年長、“31歳内野手”にかかる期待

10月9日、プレミア12の代表メンバーが発表された。辞退者が相次いでいるものの、ポジティブにとらえれば若手が経験を積む絶好の機会となるはずだ。本記事では、野球著作家のゴジキが「期待する選手」や「呼んでほしかった選手」を紹介したい。
プレミア12

NPB・井原敦事務局長、井端弘和監督 ©産経新聞

フレッシュなメンバーで挑む形に

今回、チーム最年長は31歳の源田壮亮。つまり、選出されたメンバーは若手が多い。監督を務める井端弘和氏が「非常にバランスがとれたと思う。若い選手に期待をしたい。選んだのはこちらなので、失敗をおそれず思い切ってやってもらいたい」と話しており、若手に期待していることがうかがえる。 おそらく中長期的な視点で代表チームを育成する意図があるのではないか。

経験豊富な甲斐を招集してほしかった

捕手に関しては、レギュラー第一候補だった山本祐大が怪我で長期離脱中。当然ながら代表選出は見送られた。それにより、昨年開催された「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に出場した古賀悠斗や坂倉将吾に加え、打力がある佐藤都志也が選出された。 しかし、バランスを考えるとWBCや五輪など、フル代表を経験した選手を選んでもよかっただろう。文字通り“守備の要”にあたるポジションだからこそ、直近の調子よりも実績ベースで選んでも良かったと思う。具体的に挙げるとすれば、ソフトバンクを優勝に導き、東京五輪でも活躍した甲斐拓也。経験豊富であり、仮にベンチメンバーだったとしても安心感を担保してくれる存在だ。
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村上&岡本不在の野手陣。キープレイヤーは?
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野球評論家・著作家。これまでに 『巨人軍解体新書』(光文社新書)・『アンチデータベースボール』(カンゼン)・『戦略で読む高校野球』(集英社新書)などを出版。「ゴジキの巨人軍解体新書」や「データで読む高校野球 2022」、「ゴジキの新・野球論」を過去に連載。週刊プレイボーイやスポーツ報知、女性セブンなどメディアの取材も多数。Yahoo!ニュース公式コメンテーターにも選出。日刊SPA!にて寄稿に携わる。Twitter:@godziki_55

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