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速読とは、本来脳が持っている高速回転できる力を引き出すだけ

本来脳が持っている高速回転できる力を引き出すだけ

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とはいえ、実は我々の脳はもともと高速回転・高速処理をするだけの力を持っているという。

「例えば、ボーッと道を歩いているときでも、自分に関係する言葉だけはフッと耳に入ってきますよね。これは高速回転・高速処理している脳が、瞬時に情報を取捨選択しているからです。無意識でも、脳は力を発揮しているんです」

それなのに、いざ力を発揮しようとすると、脳を緊張させ動きを鈍らせてしまうケースが多いのだという。

「速読で脳の回転を速くすることは、脳の力を適切に使えるようにするだけのこと。本来の自分に戻るだけなんです。ですから、『速読をすると疲れそう』とおっしゃる方がいるのですが、それは大間違い。むしろ肉体的にも精神的にもストレスを感じない、快適な状態でいられるようになるんですよ」

本来の回転や処理の速度に見合わない脳の使い方をするのは、大排気量エンジンを搭載した車で、わざわざギアをローに入れて走っているようなもの。我々が普段、仕事や読書で疲労を感じるのは、ずばりこのせいだったのだ……。

「しかも、脳が快適な状態=回転が速い状態になるメリットを生かせるのは、何もスポーツや勉強、ビジネスに限りません。周囲の物事や時間の流れがゆっくり感じられ、精神的にも余裕が生まれるので、これまでは気づかなかったことに敏感に気づけるようになるからです」

そのため、前ページで紹介した速読効果以外にも、日常生活においてさまざまな効果を実感できるという。

「例えば、運転中や歩行中に周囲の細かな変化に気づけば、交通事故の防止に繋がりますよね。また、他人のちょっとした変化にも敏感に気づけば、人間関係が良くなります。これは誰にとっても大きなメリットではないでしょうか」

速読で全開になる脳の可能性は、まさに無限大!? これはもう、試してみるしかない!

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呉 真由美氏
脳開コンサルタント協会会長、速読インストラクター。
「誰にでもできる頑張らない速読」をモットーに全国でセミナーを開催

― 脳を全開にするスゴイ速読【6】 ―




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