恋愛・結婚

ラブホデート中にまさかのボヤ騒ぎ。明らかになった彼の“最低な本性”にドン引き!

彼から放たれた衝撃の言葉

帰り支度 しかし、終電の時間が過ぎていたにもかかわらず、彼は「帰る」の一点張り。別のラブホに泊まることを提案した清水さんだったが、断られたそうだ。清水さんもシャワーを浴び洗面所で髪を乾かしていると、彼から耳を疑う言葉が……。 「先帰るね。とりあえずタクシー代も置いたから。俺、結婚してるんだよね。子どもも3人いる。こんなところでお前と死んだら困るしさ」  清水さんは彼の言葉を心の中で反芻する。 “奥さんがいる?” “子どもが3人?” 「お泊りしようとして、ボヤ騒ぎがあって、キレて、急にカミングアウト? 挙げ句の果てに、“こんなところでお前と死にたくない?”ってあり得ないですよね」  彼が帰ると、テーブルには2000円が置いてあった。清水さんは「2000円じゃ帰れるわけないだろ!」と思ったが、気持ちはそれどころではなかったそうだ。 「衝撃の事実に帰る気にもなれず、フロントに宿泊する旨を伝え、その夜は別の広すぎる部屋に1人で泊まることにしました」  それ以来、彼とは会っていないという。あの言葉が思い出される。 “こんなところでお前と死にたくない” 「そりゃそうだ、奥さんとお子さんを大事にしていることを願うばかりです」と、清水さんは締めくくった。

ラブホ街で「ハニースポットはどこですか?」

 前田裕子さん(仮名・20代)の実家はラブホテル街にある。学生時代、自宅がラブホ街にあることで、困った経験をしたという。 「たびたび道を尋ねられることがあります。駅でも観光名所でもない、ホテルの場所を、ですよ。私は、道を聞かれたらできる限り、期待に応えられるように努力するタイプなんです(笑)」  道を尋ねてくる相手は、ラブホに派遣されるお姉さんや送迎のお兄さん、備品の納品に来た業者、宅配業者の人が多く、その都度、丁寧にラブホまでの道を案内していた。 「ほぼ“ネオンがチカチカしているハデな建物です”と言うしかないくらい、同じような建物ばかりで。私は語彙力がなく、案内するのに苦労しました」  尋ねる側も勇気が必要だろう、と前田さん。「ホテル ホワイト・ミルキィ」「ホテル ハニースポット」「シークレットホテル ZERO」(※ホテル名はすべて仮名)など、口にすることが恥ずかしい名前が多いからだ。 「まあ、尋ねる側も恥ずかしい思いをしているはずです。すんなり教えられる私も、顔から火が出そうでしたけど……。余程のことがない限り、ラブホ街で道を聞くのはやめていただきたいのが正直な思いです」
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女子高生時代の思い出
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