メンズアイドルが“自分を変えるきっかけになった”大学時代の失恋。「手をつなぎたい」彼女に対する驚きの行動とは
恋愛の悩みは大人になっても尽きないものだが、“童貞”だけを集めたアイドルグループ「SDT48」をご存知だろうか。彼らは童貞だけに、過去さまざまな失敗を重ねてきたに違いない……。そんなワケで、メンバーそれぞれに“恋愛失敗談”を聞いてみた。
「童貞だってキラキラしたアイドル活動ができるって証明したい!」
りくまろさんが目を輝かせて言う。今でこそ「本当に童貞?」と疑ってしまうような容姿だが、ほんの1年半前は信じられないくらいの別人だった。
「ずっとメガネだったんですが、コンタクトにして、髪型を変えて……って少しずつイメチェンしてみたら美容に目覚めちゃったんです」
そもそもかなりのアニメオタクだったというりくまろさん。高校の3年間はアニメのキャラにガチ恋していたんだとか。
「アニメ『ラブライブ!』のキャラにガチ恋して、同じクラスの女子とか眼中にありませんでしたね。アニメさえあれば、リアルな女子などいらん!って」
好きなものをプレゼンする授業では、推しキャラについてプレゼン。昼の校内放送では好きなアニメソングを流して、オタク仲間とペンライトをぶん回していたそうだ。
「僕も同じグループの男子もみんな童貞。誰一人『童貞を捨てなければ!』という感じはなかった。童貞だからといじられることもありませんでしたね」
だが、次第に「現実世界の女性に目を向けなければ」と考えるようになったという。
「大学2年の頃かな。推しへのガチ恋は高3で終わったけど、漠然と『このまま20歳を迎えるのはヤバいだろ』って思ったんです」
そんなとき、バイト先が同じだった女の子から「りくまろくんが好き」と告白され、付き合うことになったのだ。
最初は好きという気持ちはなかった。だが、一緒にいるうちに気持ちは変わるだろうと思っていたが……。
「半年付き合って、横浜の赤レンガ倉庫でデートした帰りに『なにかやりたいことある?』と聞いたら『りくまろと手をつなぎたい』と言われたんです」
なんと、半年も付き合っていた彼女とキスはおろか、手もつないでいなかったというから驚きだ。
「デートや連絡を取り合ったりは結構していたけど、触れ合ったりは一切ありませんでした」
高校時代は「アニメさえあれば、リアルの女子などいらん!」
「このまま20歳を迎えるのはヤバいだろ」って思った
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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