恋愛・結婚

メンズアイドルが“自分を変えるきっかけになった”大学時代の失恋。「手をつなぎたい」彼女に対する驚きの行動とは

彼女と別れたことが自分を変えるきっかけに

りくまろ 健気に「手をつなぎたい」とおねだりする彼女に対して、手をつないであげたのかと思いきや、りくまろさんがとった行動は……。 「じつは『まだ早くない?』って断っちゃったんです。彼女のことは、好きは好きなんですけど、LoveじゃなくてLikeというか。接触は違うなあって思いました。  むしろ、どうせなら手をつなぐのも最初は本当に好きな人が良いって、この瞬間に気がついちゃったんです。こじれてますよね〜」  このままではまずい!とスタートさせた生身の人間との交際だったが、結局は推しを好きだったときの気持ちまで達しなかった。  ちなみに、彼女がいたのはりくまろさんのイメチェンのアフター期(現在)ではなくビフォー期である。 「そうなんです、今のビジュアルになる前の出来事なんです。失恋といったら違うかもしれないけど、彼女と別れたことで『少し自分を変えてみようかな』って。  メガネからコンタクトにして少し自信がついたら、髪型もちゃんとしたくなって、肌も整えたくなって。気持ちの上で意識がすごく高くなりました」

「まわりはみんな童貞なので」環境的に焦る要素がない

SDT48

“まっさら系”アイドルグループ「SDT48」

 今のビジュアルになって、ファン以外にも声をかけられることが増えたというりくまろさん。 「バイト先で『LINE教えてください』とか『ご飯いきましょう』とか誘われることは多いですよ。でもやっぱり自分からいきたいから全て断っています」  それだけ誘いがあれば、誰かと交際することも童貞を捨てることもハードルが高くないように思えるが。 「誘われた中から選ぶってことならハードルは高くないかもしれませんが、“自分が好きになった人”っていう限定があると、なかなか難しいんです。  それに童貞を捨てなきゃっていう気持ちもあんまりないんです。SDT48はみんな童貞だし、僕の親友もみんな童貞なので。環境的に焦る要素がないんです。それに20歳まで童貞で長らくアニオタだったことで、普通の人より理想が高いんでしょうね。生身の人間が好きになれるか不安はあります」  今は恋愛よりもSDT48として「もっと認知されたいし、より一層キラキラした童貞でありたいです」と話すりくまろさん。  彼に好きな女性ができるのと、SDT48がブレイクするのと、一体どちらが先になるだろうか——。 <取材・文/吉沢さりぃ、撮影/藤井厚年>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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