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薄給すぎてパパ活に手を出した女性新入社員。当日現れた“パパの正体”に衝撃を受けるまで

男性がリークした情報を組み合わせると

「パパの条件をより細かく設定できるアプリを使ってみたんです。勤めている会社の規模だとか、役職だとか、いろんな項目があって最初は迷ったんですけど、とりあえず“三高的”な条件を入力してマッチングした男性と会う約束をしました」  いよいよ当日、渋谷のモヤイ像の前でパパを待っていた美幸さんに「Gです」と、50歳前後のスリム体形の中年男性が現れました。 「なんか、男性ファッション雑誌に出てくるような“イケオジ”って感じで、とても好感が持てました。女性慣れしているようで、その後その男性が予約してあったお店に連れていかれ、おいしい食事をいただきました」  その男性は、お酒の酔いも相まって自分のことをペラペラ語り出したといいます。どうやら今年の4月からとある会社の社外取締役に就任したとのことで、企業名こそは伏せていましたが、会社の最寄駅名や、最近自分がつないだ新規取引先の話など、かなりの機密情報をリークしていたそうです。 「機嫌良く話す男性に相槌を打っていくうちに『えっ? ヤバっ』となったんです。何がヤバイかというと、男性がリークした情報をパズルのように組み合わせてみると、どう考えてもウチの会社のような気がしたんです

上司確定でパパ活を後悔

職場

※画像はイメージです

 パパ活が終了するやいなや、美幸さんは急いで地下鉄に乗り込み、自分の会社のホームページを開いたといいます。 「会社概要のページの下のほうにあったんです。『新任』と書かれ、そこにはGと言う文字が。真横の写真もさっきの中年男性と同じ顔でした」  上司であったことが確定し、同時にもともと極度の心配性である美幸さんは、会社側にパパ活がばれるのではないかという強い不安に駆られたのでした。 「あの日以来、出社するたびに、あの時のパパと会社で鉢合わせするのではないかとおびえる日々が続きました。当然、私と出くわした相手も気まずいでしょうが、パパ活はもう封印しています。来月には郊外のワンルームアパートに引っ越すつもりです。浅はかだった自分の行動を猛省しています」  美幸さんは、チャームポイントだったロングヘアーもショートボブにし、少しでもバレないように日々目立たぬように勤務しているようです。ただ、パパ活序盤でこのような結末に発展したことは、もしかしたら長い目で見てよかったのかもしれませんね。 <TEXT/ベルクちゃん>
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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