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「生きた心地がしませんでした…」山間部の県道で“あおり運転”され続けた30分間の恐怖。その後思わぬ展開が…

 最近では後方カメラの装着率も高くなり、加害者の検挙率が上がっているのにもかかわらず、一向に減る気配のない「あおり運転」。あおられた側の恐怖は計り知れないものがあります。今回取材した男性も生きた心地がしなかったそうですが、思わぬ展開が待っていたといいます
あおり運転

※画像はイメージです

美人オーラ全開の幼馴染と再会

 某市役所に勤務する横溝さん(仮名・28歳)は、地元の飲み会で幼馴染の女性・麗華さん(仮名・27歳)と再会しました。ただ、彼女は小学校6年生の時に転校以来会っていないので、最初は誰か分からなかったそうです。 「同窓会というほどの規模でもなかったのですが、お誘いのLINEに懐かしい面々の名前が上がっていたので顔を出しました。当日は少し残業になり、30分ほど遅刻してお店に到着したのですが、すでに大勢の幼馴染が集まっていて、その中で最初に声をかけてくれたのが麗華さんだったのです。ただ、全く面影がなく、美人オーラ全開のまるで女優かモデルのような雰囲気でした」  飲み会も終盤に差し掛かった頃、なんとその麗華さんから「私、横溝くんのこと好きだったの」と夢のような告白を受け、なんと、その後二人は交際するようになったそうです。

免許取り立ての初デート

 実は、飲み会の席で麗華さんから「私、クルマでデートするのが夢なの」という、何気ない会話が忘れられず、まだ自動車免許を持っていなかった横溝さんは、次の日に早速夜間の自動車教習へ通い始めました。 「何がなんでも免許を取得したいと思いました。だって、あんな美人と密室でデートできるのですから。仕事終わりは毎日直行で教習所へ行き、2週間ちょっとで取得することができました」  横溝さんは、早速ドライブデートの計画を立てました。ちょうど雑誌で見た「山小屋でフレンチ」という紹介記事に惹かれ、行き先は神奈川県の山奥にあるペンションに決めたといいます。 「クルマはレンタカーでしたが、食事も評判通りにおいしくて、大自然の中をドライブとあって麗華さんも大喜びでした
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帰り道で受けた恐怖のあおり運転
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愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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