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“ビッグモーター再建”が盤石である理由。「3.9兆円」の巨大市場にはまだまだ伸びしろが

生まれ変わったビッグモーターが上場する日が来るかも?

 ガリバーを運営するIDOMの2023年3-11月の国内事業の売上高は、前年同期間比で1割増の3054億円でした。2023年3月期の国内事業は16.1%もの増収でしたが、そこから更に10%積み増しています。  そしてネクステージの2023年11月期の売上高は、前期比10.9%増の4634億円。2024年11月期は同17.6%増の5450億円を見込んでいます。  2社がビッグモーターから離反した顧客を吸収した可能性は十分に考えられますが、両社ともに二桁増収となっていることからも、市況そのものが悪化している様子は見られません。インフレが進行していることから、中古車市場の更なる活況にも期待できます。  ビッグモーターは新たなブランド名で再スタートを切ると見られています。組織体制を健全なものにするためには、上場を目指すのが手っ取り早いはず。健全な会社に生まれ変わったビッグモーターが上場する日を目にすることができるかもしれません。 <TEXT/不破聡>
フリーライター。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、経済や金融に関連する記事を執筆中。得意領域は外食、ホテル、映画・ゲームなどエンターテインメント業界
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