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「安くなります?」ラーメン店でセコすぎる要求。男性客を怒鳴り返した店主の後悔――仰天ニュース・大反響トップ10

インフルエンサーは陰湿な性格。まさかの逆襲

 男性客はブツクサ言いながら店主にそれ以上反抗することはなく店を出ていったそうです。ただ、それから数日たって店に来たお得意の客から思わぬことを耳にした大山さん。 「古くから通ってくれているお客さんが店に来て開口一番『大山さん、これ知ってます?』と言ってスマホの画面を見せてくれたんです。そこには、ウチの店の名前に続けて『店長最悪! めっちゃ怖かった! みんな気をつけて!』というような、いわゆる誹謗中傷じみた言葉が並べられていたんです。直感でアイツだと思いました」  どうやら、先日怒鳴りつけた男性客が、複数のSNSに大山さんのお店の悪口を書きまくっているようでした。陰湿な仕返しに腹が立った大山さんですが、内心は複雑だったようです。 「目の前にいたらぶん殴ってやるんですが、そんなこと到底できないですし、腹立たしい反面、これが今の世の中なんだと改めて感じました

男性客との和解を決意

リビングでスマホを操作する中高年男性

※写真はイメージです

 インフルエンサーを名乗る男性客を怒鳴って以降、実はお店の売り上げが前年より下がっていることに大山さんは気づいていたそうです。 「実はね、あれ以来ガラケーからスマホに機種変したんです。SNSとやらを体験しようとね。本屋にも通ってインフルエンサーについても私なりに勉強しました。ようやくカラクリというか、本質的な部分が理解できてきたんです。そりゃ売り上げも下がりますよね……」  大山さんは、常連客にも手伝ってもらいお店のSNSアカウントを作成し、インフルエンサーの男性にダイレクトメールで謝罪をしたといいます。  すぐにその男性から「こちらこそいきなり押しかけてすみません! また顔出します」と返事があったとのこと。それ以降お店の売り上げも徐々に戻り始めたそうで、今ではSNSを活用したサービスも始めたとのことです。 <TEXT /ベルクちゃん>
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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